「子宮内膜症」には様々な治療方法があり、

「症状の進行の仕方」
「発症した年齢」
「妊娠・出産を望む」
「妊娠・出産はもうういいです」


など各自の状態でも変わってきます。

ですが、基本的には手術をしなければ、
閉経まで再発してしまう可能性もある
病気だという事はご理解ください。


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生理が始り最近では10代からも起こりえる
病気ですので、何も治療をしなければ、
とても長い年数付き合っては
いかなくてはいけなくなります。

ツライ痛みは我慢できるものでもないですし、
医師と最善の方法を常に相談し後悔のない
選択をしながら治療を進められるといいですね。

その為には納得の出来る病院を探し良い
医師と巡り会える事です。

話しを良く聞き説明をキッチリしてくれて、
こちらの希望も考慮してくれる医師を探しましょう。

今回は【妊娠希望の場合】の治療方法の

『手術』
『注射治療』
『漢方治療』


をとりあげてみます。

他にも治療方法はあるので、少し
参考にして頂ければいいかと思います。

「薬物療法」でまずは様子を見ますが、
進行状況によっては手術も行います。

【注射による治療】

「偽閉経療法」といいます。

・1ヶ月に1回の割合で注射し、約6ヶ月間投薬する
場合が多く偽閉経療法の注射は3種類ほどあります。


下垂体の性腺刺激ホルモン分泌作用を
下げる薬を使用し卵巣の動きを抑制します。

一時的に閉経した状態(偽閉経)を作り
自然排卵をなくし子宮内膜症の症状を
改善します。

勿論閉経と一緒ですので、この期間は妊娠は
しませんが、治療後の妊娠の確率は上がるそうです。

ただ、副作用もありますので、
医師との連携はかかせません。

ジェネリックだと少し安くなるので
値段に少し幅があります。

勿論、保険適用です。保険適用した場合の
1ヶ月1回の金額を調べてみました。

・商品名:リュープリン 約¥6,000~12,000
・商品名:スプレキュアMP 約¥10,000前後
・商品名:ゾラデックス 約¥15,000

【手術による治療】

手術方法としては、「腹腔鏡手術」
「開腹手術」
があります。

最近では「腹腔鏡手術」で行いどうしても
無理な場所などの場合に「開腹手術」
なる事が多いそうです。


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「保存手術」とは、目的に応じた痛みの
緩和・不妊症治療・病巣除去など。

「根治手術」病巣となっている
子宮と卵巣を摘出します。

【妊娠希望】される方の場合は「保存手術」
で行います。

ただ、手術のときに見つからなかった小さな
病巣から子宮内膜症が発症し再発する
可能性はあります。

目安ですが、入院費全て込みで30万円
くらいだといわれています。

手術代は10万円前後で入院日数で
金額が変動するみたいです。

【漢方薬療法】

子宮内膜症の治療に漢方薬を使用する事も
多く長期間に渡って使用でき他の薬よりも
副作用も少ないと言われています。

それに他の治療とも併用して使用出来ます
ので「治療内容と体質に合わせた」調合や
処方の出来る医師や薬剤師さんの居る所で
処方してもらってください。

子宮内膜症で処方される漢方薬の主なものは、
この3種類ですが、他にも効果のあるものは
ありますので、医師などと相談してみてください。

「芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」

筋肉の痙攣などに幅広く効き、手足の
筋肉痛から内臓の痙攣まで効果があり、
痛みが強い時の鎮痛作用が期待されています。

「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」

貧血・冷え性に効き、生理中の貧血
・手足の冷え・生理不順・更年期障害
など婦人病に効果があるとされています。

「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」

月経痛の元になるプロスタグランジン

体内で作られる化学物質で

・体温調節
・血管拡張
・痛みの伝達


などの生理作用を示す

作用を抑えてくれるという研究結果がでています。

※月経を中心に2週間「芍薬甘草湯」を飲み、
それ以外の時に「当帰芍薬散」を飲むと
子宮内膜症の改善に効果を発揮する
という結果もあるそうです。

「桂枝茯苓丸」は他の治療と一緒に使用しますと、
副作用の軽減や他の治療後に使用すると
再発率が低くなる事も期待出来ると
研究結果がでているそうです。

【漢方の値段】病院だと保険適用ですので
市販より安価で購入できます。

「芍薬甘草湯」月額:処方の場合¥2,000ほど
「当帰芍薬散」月額:処方の場合¥2,000ほど
市販:¥6,000


「桂枝茯苓丸」月額:処方の場合¥3,000ほど

飲み合わせなど体質や持病などの兼ね合いも
あるので市販品を購入するより専門家や
医師に相談する方が良いとされています。