妊婦に動悸や息切れは付き物です。

もし息切れを感じたら大きく息を吸って
ゆっくり深呼吸して休むことが大切です。
決して無理しない様にしましょう。


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息切れを起こしているのに、休憩せずに
無理に体を動かすことは胎児への
血液不足を引き起こしかねません。

妊娠によるホルモンの変化、横隔膜の
挙上で、1回の呼吸は浅くなります。

なので呼吸回数が増え、腹式呼吸が
難しくなり胸式呼吸が中心となり、
息切れを起こしやすくなります。

これは、妊娠によって子宮が大きくなるので、
横隔膜が押し上がり、肺が圧迫されて呼吸が
苦しくなるからです。

赤ちゃんの成長に伴い、血液量も増えます。

お母さんの血液が急激に赤ちゃんに行くように
なるので貧血が起こりやすいです。

その結果、
心臓の負担が大きくなり動悸も起きてきます。

これに鉄不足による貧血が加わるとさらに
顕著になります。

■妊娠中に血液が増加する理由


妊娠中期頃の妊婦の血液量は通常時の
約4~5割増しになります。

これは、胎盤を通して赤ちゃんに栄養を
受け渡したり、不要物を受け取ったりする
活動の為の重要な変化です。

これに伴って心臓の働きも約4~5倍になります。

■妊娠中に動悸や息切れする原因


◎プロゲステロンの増加

妊娠すると妊娠を正常に維持する為に、
プロゲステロンというホルモンの生産量が
増えます。

これは、呼吸中枢を刺激するため
動悸・息切れなどを誘発させます。

◎鉄欠乏性貧血

妊婦は、赤ちゃんに栄養を送る為、血液の確保を
しなければならないので、血液量が増えます。

液体成分の血しょうはすぐに増加しますが、
酸素を運ぶ赤血球などの増加は追いつきません。

なので、血液が薄い状態になります。
これにより鉄欠乏性貧血を起こします。

そうすると、動悸・息切れは勿論、疲れやすい、
めまい、立ちくらみ、頭痛なども出てくるのです。

■妊婦の動悸や息切れの対処法

動悸を感じたら、全ての動作をゆっくりするように
して落ち着いて行動しましょう。

急な動作は動悸の原因となります。


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◎半身浴や足湯が効果的

足を浸し体中をポカポカ温めて、血行を良くします。
また、リラックス効果も期待できます。

◎体を冷やさない

常に体を温め、血液循環を良くしておきましょう。

血液の循環は、心臓の負担も減って動悸の予防に
なります。

外出時は、腹帯やレッグウオーマーなどで、
身体を冷やさない工夫が大切です。

◎横になる

楽な姿勢を保つ事が大切です。

脳にしっかり血を巡らせること。
つまり、横になったりしゃがんだりすることです。
体を休ませる。

◎足を高くして寝る

クッションなどを足の下に敷いて足を高く
して寝る様にしましょう。

そうする事で、心臓に血液を送りやすくなります。

◎飲み物や、おしぼりを持参して外出

動悸を感じたらすぐに座るなどして持って
来た、おしぼりをおでこや首にあてて、
あとは水分補給をすぐできる様に準備しておく。