妊婦の半数以上が、妊娠中に動悸を経験します。
動悸の程度は、違和感がある程度の軽いものから、
動けなくなる程の重いものまでさまざまです。

なぜ妊娠中に動悸、息切れなどが起こるかと言いますと、
子宮が大きくなる事で体内の臓器や様々な器官が
圧迫されるからです。


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呼吸を制御する筋肉である横隔膜を圧迫することで
息苦しくなるのです。

呼吸困難まではいかないので、心配はいりません。

また、赤ちゃんや胎盤などに循環する血液が増えます。
妊娠前の1.4倍くらいに循環血液量が増加します。

その結果、心臓に負担がかかり、動悸が出やすく
なるのです。

他にも甲状腺機能亢進症、不眠症、不安・ストレス、
貧血、不整脈なども引き金になってきます。

■食後になぜ動悸?

食後は多くの糖分、油分が補給されます。
一番血糖値が高くなる時なのです。

高い血糖を抑えようと、膵臓からインシュリン
が分泌されます。

インシュリンは血糖値を低く抑える働きに加えて、
血中の中性脂肪と合体して、血液内で
膨れ上がる作用もあります。

これが、多くなれば、血管中の中性脂肪を、
なんとか血管外に吸い出す力も、段々と
追いつかなくなります。

薄い血管膜が破壊されてしまい、そこに
血液凝固が起こって血の塊ができます。

これが動脈硬化です。

これが更に大きくなると、その辺一帯の
血液の流れを遮断します。

すると、心臓に血液が送られないのです。

食後には心臓へ血液が送れらにくい症状
が出ます。

体内の酸素供給量も少なくなりますから、
とてもダルく苦しい状態になります。

炭水化物を減らしたり、食べる順番を、
たんぱく質や脂質、野菜類などから食べて、
炭水化物を後にすると、動悸が楽になります。

よく噛んで食べる事も動悸予防に効果的です。


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■妊婦の貧血

貧血も動悸の原因です。

妊婦の血液量は妊娠経過に伴い増加します。
赤血球量は液体と比べて増加が少ないため、
貧血のような状態です。

妊娠すると、赤ちゃんの血液を確保する
必要があり、貧血になりがちです。

血液を増やすカラダのはたらきに、赤血球の
増加が追いつかず、血液が薄まった状態に
陥ります。

お腹に血液が集まれば、当然、急に
立ち上がったりは、脳に流れる血液が減少し、
立ちくらみを起こします。

貧血は疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、
立ちくらみ、頭痛といった症状が出るのです。

普段から血液を作る食べ物を摂りましょう。

あまりにも酷い場合は食べ物からでは
栄養摂取が間に合いません。

鉄材やサプリメントを処方してもらいましょう。

■妊婦の耳鳴り

妊娠中は、普段から体に負担がかかります。

体力も使う為、体が常に無理をしています。

その状態で、いつもと同じような行動をとった場合、
脳貧血のようなことが起こるのです。

予防策は、鉄分を摂取する事です。
鉄分はビタミンCとかビタミンB群、
葉酸なんかも一緒に摂ると吸収が早くなります。

耳鳴りがしたら、妊婦は、すぐに座ったり
横になったりして体を休めましょう。

体を横にしてみると意外に楽になり、
呼吸もスムーズになる場合があります。