妊娠中、授乳中の方にとって花粉症を、どう
乗り切るかは大きな問題ですね。

妊娠中の薬は、お腹の中の赤ちゃんにも影響します。


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マスクやメガネを着用しても、なかなか花粉を
防げるものではないので、薬に頼らざるを得ません。

■妊娠何週目まで花粉症薬の服用は避けた方が良い?

妊娠16週ころまでは赤ちゃんへの影響が懸念されます。

特に妊娠4〜7週はNGです。
特に妊娠初期は胎児への影響が
出やすいため注意が必要です。

それ以降で症状がひどい場合は、安全性の高い薬を
服用する場合があります。

それは薬による花粉症治療の有益性が、
薬の副作用や胎児奇形の可能性といった
危険性を上回る場合です。

抗ヒスタミン薬のポララミンやアタラックス、漢方の
小青龍湯
などが安全です。

結局のところは、飲まないで済むならそれに
越したことはありません。

飲まなくて苦しいくらいなら飲んだ方が良いのです。

なぜ医師は、妊娠初期に薬を処方したがらない
かと言いますと、生まれた赤ちゃんに奇形が
あった場合に、飲んできた薬が原因か別の
理由か判断がつかなくなるからです。

後で後悔する事のない様に、万全を期して
内服薬は処方しないことにしているのです。

また、点眼薬や点鼻薬は、局所作用です。
血液中に入る薬の量が少なく安心です。

妊娠初期を過ぎれば、

・抗ヒスタミン剤

アレグラ、アレロック、アレジオン、クラリチン、ジルテック

・抗アレルギー剤

ポララミン、タベジール、ペリアクチン、レスタミン

など比較的胎児への影響が小さい薬を服用できます。


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■妊娠中の花粉症で漢方薬

◎以下の漢方薬が体質に合わせて処方

・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
・葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)


東洋医学では、鼻炎は体の水の巡りが
悪くなることで起こると考えます。

小青竜湯は、体を温める発汗作用を持つ
成分により体の巡りを改善します。

また花粉症だけでなく、通常の鼻風邪や
ハウスダストによる鼻水にも効きます。

漢方薬は自然の生薬から作られているので、
副作用が少ないのが特徴です。

漢方薬は身体に優しいイメージがありますが、
油断はできません。効能によっては、赤ちゃんに
悪影響を与えてしまいます。

例えば体を冷やしてしまう効能の場合に、
妊婦が血行不良になり、腰痛、便秘、お腹の
張り
が出てきたりする場合があります。

血行不良は、場合によって早産、
流産にもつながります。

漢方薬は、西洋薬に比べた時に副作用も低く、
症状も軽いと言われています。

また、漢方薬の良い所は、一つの漢方薬が
複数の症状を改善したり、体質そのものを
徐々に改善したりする作用もあります。

でも、普通の薬と同様に副作用が生じる
可能性はあります。

体質によっては強い影響が出てしまう
懸念がある事を忘れてはなりません。

■市販薬は?

市販薬の成分は割と安全性が高いです。

花粉症の対策を行う時は、抗ヒスタミン剤、
抗アレルギー剤成分を中心に、内服薬、
点眼薬、点鼻薬を症状に合わせつつ使いましょう。

妊婦への禁止表示がないか確認しましょう。
分からない場合は、薬剤師に直接相談しましょう。

市販の風邪薬や鼻炎薬を用法用量の範囲
であれば一時的に使う分には問題ありません。