1992年8月生まれの重度自閉症の作家、
東田直樹(ひがしだ なおき)
さんに
ついて少し調べてみたいと思います。

千葉県出身の作家で、
会話の出来ない重度自閉症。


パソコンおよび文字盤ポインティングにより
援助なしでのコミュニケーションが可能です。


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最初は母親が手を添え手伝っていたのですが、
周りから母親が打ってるのではないかと思われるのが
嫌で自分1人で打てるまでに練習したそうです。

小学校5年生まで授業中は母親の付き添いで
普通学級に在籍し小学校6年生から中学校3年生までは
養護学校で過ごし、その後アットマーク国際高等学校
(通信制)を2011年3月に卒業しました。

過去に第4回・第5回の「グリム童話賞」中学生以下の部で
大賞などを受賞するなどの経歴も持ちアメリカの
ドキュメンタリー映画などにも出演するなど
行動の範囲も広い方です。

絵本、エッセイ、童話、詩、
など沢山の本を出版されてます。

2013年7月に発売された「The Reason IJump」
(日本題:「自閉症の僕が跳びはねる理由」)


はイギリスのアマゾンUKでは発売前から予約が
殺到しベストセラー・リストで1位になり、
アメリカ、カナダで出版され10万部を
突破し話題にもなっています。

現在では世界20カ国以上で翻訳し出版されてるそうです。

最初日本で出版された時は自閉症である
自分の心を綴ったエッセイであり、
自閉症者自らが語る作品と言うだけで
ほとんど話題にはならなかったそうです。

当時無名の13歳だった少年が、ベストセラー作家
「東田直樹」になったきっかけは、アイルランド在住の
作家デイヴィッド・ミチェル氏による英訳が
大きかったと言われています。

デイヴィッド・ミチェル氏自身にも重度の自閉症の
息子さんがおられ、なぜ床に頭を打ちつけるのか、
奇声をあげるのか息子さんの気持ちや行動が
わからず悩みコミュニケーションを諦めていたそうです。


直樹さんの言葉を借りて息子さんが話しかけてるように
感じたそうで、この本を読んで希望がわき同じような
自閉症の子どもをもつ家族を救いたいと英訳したそうです。

この本を通して世界各地で自閉症の子を
もつ親達が繋がったのです。


今まで理解出来なくて悩んでいた親達も子どもの事が
分かり自分達だけではないんだ、と改めて思い直し
理解出来ず、つい怒ってしまいがちになってた
親御さんも接し方が変わったそうです。


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NHKで特集が組まれ
「君が僕の息子について教えてくれたこと」
に念願かない作家デイヴィッド・ミッチェル氏
との対談が行われました。

1時間程の番組ですが、デイヴィッド・ミッチェル氏が
質問をし東田さんが答えるというような形式でした。

一生懸命に答える東田さんの姿勢に感動を覚えたのと
本当に大変なのは自閉症である本人なんだと
当たり前の事なんですが、思ったと思います。

親でも皆が強く生きていける訳ではありません。
自閉症児を望んで生んだ訳でもありません。

健康ですくすく育ってくれるものだと思ってます。

まさか自分の子が自閉症だとは思ってませんし、
診断を受けても最初は信じず、拒否反応さえおこします。

なぜうちの子が・・って思ってしまう時でさえあります。

でも、この本と対談を見て本当に苦しいのは自閉症で
ある子どもなんだと痛感し、なんて事を思って
育てたんだろうと反省もします。

でも、親がツライのも本音なんです。

我が子の言いたい事が通じない辛さ、
何もしてやれないもどかしさ、
病気などした時には本当に感じます。

東田さんの対談を見て我が子と姿を重ねる
親御さんも多かったと思います。

質問形式で相談をしてるデイヴィッド・ミッチェル氏さんは
自分の息子さんの心を聞いて知りたかった事を
東田さんの言葉を通じて感じたのではないでしょうか。

素晴らしい対談でしたし、
父親としてデイヴィッド・ミッチェル氏が

「息子の為に出来る事は」と質問され東田さんは
「そのままで充分です。子どもさんは父親が大好きです。
僕も好きです」
と答えています。

親として本当に最高の言葉です。
親も悩んでます。この子の心はここにあるのか!

東田さんは言いました。
「自分の為に家族が犠牲になってるのでは」
と思っていたそうです。

自閉症だからといって感情がない訳ではないのです。
心はありました。

本当に我が子の心を知りたいと心から思える番組でした。

自閉症だからって何も変わらない我が子なんだって思えました。
YouTubeなどでも見れますので是非一度見て下さい。