帝王切開といえば手術というイメージもあり、
お産の方法を経膣分娩ではなく帝王切開と
言われると多くの人がギョッとしているようです。


手術だから術後は傷が痛いんでしょ?お腹にメスを入れるけど、
赤ちゃんは怪我しない?大丈夫?と、色々な心配をされる方々もいます。


また、経膣分娩ではないけど悪露ってどうなるの?という疑問を持つ方も。
ここでは帝王切開でお産をした場合の悪露について見ていきたいと思います。



■経膣分娩と帝王切開の悪露



経膣分娩では、赤ちゃんが無事に産まれたあとに、
子宮内に残されている血液や胎盤、
子宮内膜などの組織を膣から外に出します。


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この生理的な現象を悪露といいます。


また、子宮内膜が剥がれる際や、赤ちゃんが産道を通る時に
出来た傷などの血液なども混ざるため、お産直後から
退院くらいまでは鮮血のような悪露が出ます。


そして帝王切開では、赤ちゃんを取り上げた後に産婦人科が
残された胎盤や子宮内膜などを取り出して、
子宮内を綺麗にし、縫合します。


そのため経膣分娩と違って悪露の量は少ないですが、
赤ちゃんを取り出すために切った子宮の傷口があるため出血は長引きます。



■帝王切開の悪露の状態




上でもお話ししたように、
帝王切開でのお産の場合は一般的には悪露の量は少ないです。


しかし経膣分娩に比較すると長く続くことがあります。


産後直後は鮮血もしくは鮮血に近い色の悪露です。


縫合前の残留物を取り出す処置で取り除けなかった組織や、
赤ちゃんを取り出すために切った傷からの出血もあります。


徐々に量は減っていき、産後2週間が過ぎる頃には
茶褐色くらいの悪露になっていることが多いです。


更に産後1ヶ月を過ぎる頃には量も僅かになって
昼用の生理用ナプキンやおりものシートで対応
できるくらいの量になっているでしょう。


そこから徐々に黄色な悪露になり、透明になり、
産後2ヶ月前後に悪露は終わっていきます。


2ヶ月を過ぎた頃でもまだ悪露があったり、鮮血のものが
出ているときは子宮の回復が芳しくない恐れがあります。


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出来るだけ早く産婦人科に相談して指示を仰ぎましょう。


■気になる悪露の匂いとおしものケア




悪露は血液や胎盤などの組織が入り交じっているので
血の鉄臭さや生臭さがあります。


ちゃんと産褥パットや生理用ナプキンを取り替えて
清潔にしていれば誰かに匂いを勘づかれる事はないでしょうが、
気になりますよね。


匂い対策として出来ることは清潔にすることに限ります。


トイレの度に産褥パットや生理用ナプキンを取り替え、
トイレにウォシュレットが付いている場合には、
それを使用すると尚いいでしょう。


ずっと産褥パットなどを付けているとかぶれることもあるので
清潔にするというのは非常に大切です。


ウォシュレットの乾かす機能を利用しすると、
匂いやかぶれの原因の1つであるムレを少しでも
予防することができるので活用するといいでしょう。

参照:妊娠10週目エコーどんな感じ?お腹の痛みは?

参照:妊娠10週目つわりひどくなる?悪化する原因


■長引く悪露…もしかしたら生理の再開かも




悪露の量が減り出したと思ったのに翌日には
また悪露が増えたなんてことはよくあります。


収まりかけてたので少し頑張って動きすぎてしまっても
悪露がひどくなることもあります。


また、単純に子宮内に残っていたものがまだあったなんてこともあります。


そうやって一進一退を繰り返しながら子宮は回復して悪露は終わっていきます。

しかし一旦終わったと思っていた悪露が数日・
数週間後に再発したなんて方も稀におられます。


それが悪露である場合は叱るべき処置をして産婦人科の指示に従いますが、
もしかしたら生理の再開のいう可能性もあります。


子宮の回復が思ったより早かったり、
母乳育児でなければそう言うこともあるそうです。