妊娠は、子どもを待ち望んでいた夫婦にとって、大きな喜びだと思います。

 
ですが、妊娠した女性の約15%が、
流産を経験しているという研究データがあります。
 

安定期に入っていない妊娠13週は、
まだ低いとはいえ流産する可能性が残っています。
 


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そこで今回は、流産の種類や原因、
予防のために心がけたいことについて、お話したいと思います。


流産の種類を知っておこう


 
流産とは、妊娠22週以内に妊娠が終わってしまうことです。

 
流産を経験したお母さんの約80%は、妊娠12週以内に流産しています。

 
流産は、「切迫流産」「稽留流産」「進行流産」「不全流産」
「完全流産」「化学流産」の6つに大別できます。

 
化学流産は、受精卵の染色体異常が原因で、子宮に着床する
期間が長く続かないもので、生理予定日あたりに起こることが多く、
自覚症状のないお母さんが多いです。

そのため、医学的な流産には分類されず、
妊娠13週目に入って経験することもありません。

 

切迫流産は、流産の可能性が高くなっている状態で、
軽い症状を含めると妊娠初期のお母さんの約20~30%が経験しています。


適切に処置すれば、流産することなく、妊娠を継続できます。

 
稽留流産は、お腹の中で赤ちゃんが死亡してしまっているのに、
流産せずに子宮内に残っている状態のことです。


自覚症状がないため、妊婦健診のエコー検査で見つかることが多いです。

場合によっては、手術を受けることがあります。

 

進行流産は、子宮口が開いてしまい、流産が始まった状態をいい、
数分のうちにお腹の赤ちゃんは体外に流れ出てしまいます。

進行流産が始まってしまうと、現代の医学では止めることはできません。

 

不全流産とは、流産したときに排出される子宮内のものが、
一部残っている状態をさします。


出血が続いたり、そのままでは次の妊娠に影響を与えるので、
手術を受けて子宮内をきれいにします。

 
完全流産は、子宮内のものが全部流れ出ることをいい、
腹痛と大量の出血を伴います。

この場合は処置はなく、経過観察の後、再び妊娠することは可能です。


妊娠13週目以降の流産の原因とは?


 
妊娠12週から22週目に起こる流産を、「後期流産」といいます。


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妊娠12週待未満に発生する「早期流産」の原因のほとんどは、
お中の赤ちゃんの染色体異常です。
 

ですが、妊娠13週目を含む後期流産は、
母体が原因で起こることが多くなります。
 

具体的には、子宮収縮がないのに子宮口が開いてしまう
「子宮頸管無力症」、細菌感染による子宮内の炎症、
子宮筋腫、性感染症、精神的なダメージなどです。
 

早期流産の多くは自然流産で止めることが不可能ですが、
後期流産はお母さんが自分の生活や身体の状態に気をつけることで、
防げるケースも少なくありません。
 

そのため、妊娠に気づいたら、早めの病院を受診して、
妊婦健診を受け、流産のリスクの有無を確認しておくことが、
とても大切なのです。

参照:超高齢出産は何歳から?自然妊娠はある?

参照:高齢出産45歳以上の初産リスクは?


流産しないために、お母さんが心がけたいことは?



 
母体が原因での流産を防ぐために、お母さんに心がけてほしいことがあります。
 

まず、妊娠13週は安定期には入っていないので、
重労働や激しいスポーツは避けること、睡眠不足にならないこと、
働き過ぎや遊び過ぎなど身体に負担をかけることはしないことです。
 

次に、ストレスを溜めないようにすることです。後期流産は、
精神的なダメージが原因で起こることが多いので、
深刻に悩んだり、イライラしたりするのはよくありません。


自分なりのリフレッシュ方法を見つけ、早めにストレス解消をしましょう。

 

そして、身体を冷やさないことです。お母さんの身体が冷えると
血行が悪くなり、お腹の赤ちゃんに十分な栄養や酸素が届かず、
リスクを高めます。
 

そして、お腹の張りや出血などの異常が見られたら、
すぐに病院に連絡し、お医者さまの指示に従いましょう。