妊娠12週目に入ると、つわりが治まってくるお母さんも増え、
お腹に触れると子宮が大きくなったのが実感できるはずです。
 

この時点で、お母さんの子宮はグレープフルーツほどの大きさになっています。
 

では、妊娠12週目の赤ちゃんはどんな様子なのでしょうか?


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妊娠12週目のお母さんが注意したいことも含めて、お話したいと思います。


妊娠12週目には胎盤が完成する


 
妊娠12週から16週は、胎盤が完成する時期です。

 
胎盤ができあがるまでは、お母さんの血液中にある物質は、
そのままお腹の赤ちゃんに移行していました。

そのため、ニコチンやアルコール、カフェインを摂取した影響は、
どのまま赤ちゃんに及んでいたのです。
 

ですが、胎盤が完成しそこから酸素や栄養を与えるようになると、
ある程度まではフィルターがかかり、
赤ちゃんによくないものは届かなくなります。
 

とはいえ、アルコールやニコチンは胎盤を通過してしまいますし、
お母さんの血流が悪くなると栄養や酸素が十分赤ちゃんに届かなくなるので、
身体を冷やさないようにするなど、配慮が必要です。


妊娠12週の赤ちゃんの成長具合

 
お腹の赤ちゃんは、妊娠12週になると、
身長が60~70mm、体重は15~20gに成長します。
 

エコー検査で映像を見ると、頭と身体、
手足の区別が明確になり、顔の形もわかるようになってきます。
 

このころには、それまでへその緒の中にあった腸が
お腹の中におさまり、腸内の壁に絨毛が生え始めます。
 

肝臓などの消化器官に加え、膀胱と腎臓も機能を始め、
羊水を飲んでは排出するようになります。
 


また、まゆげやまつげなどが生え始め、
歯茎の中には乳歯と歯周ができます。
 

声帯がつくられ始め、手足の骨が固まってくるのも、
妊娠12週あたりです。
 

妊娠12週は、妊婦健診でエコー検査が行われることが多く、
早いお母さんだと、赤ちゃんの性別がわかることもあります。
 

お腹の赤ちゃんに筋肉がつき始めるので、胎動は感じないまでも、
エコー検査で手足を動かしている様子を確認できることもあり、
その成長に感動するお母さんも多いといいます。
 

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お腹の赤ちゃんが成長するスピードは、妊娠12週あたりから、
少しペースダウンします。


妊娠12週のお母さんに気をつけてほしいこと

 

それまでつわりが重く、食べ物や水分の摂取が難しかったお母さんは特に、
妊娠12週に入ってつわりの症状が治まると、つい食べ過ぎてしまう傾向があるようです。
 

ですが、妊娠中期から後期にかけて、お腹の赤ちゃんの体重が
どんどん増え始めると、それに比例して体重が増えるようになります。

 
つわりが治まったからといって食べ過ぎると、
お母さん自身の体重だけが増えてしまう可能性が高いです。
 

お母さんが急に体重を増やしてしまうと、
妊娠高血圧症候群を発症するリスクが高まります。
 

そのため、塩分とカロリーを控えた食生活を心がけましょう。

 
また、お腹がかなり大きくなっていますので、締め付けないためにも、
マタニティウエアを用意することをおすすめします。
 

妊娠週数に合わせて、サイズ調整ができるように
工夫されているマタニティウエアが多く、デザインも充実しています。
 

無理にきつい洋服を着ると、血流を妨げることになりかねないので、
早めに準備しましょう。

参照:妊娠3週目つわり、頭痛、腰痛、吐き気、熱がある?

参照:妊娠初期に風邪を引くと胎児への影響がある?

出生前診断を受けるという選択も


 
妊娠12週の妊婦健診でエコー検査が行われる理由の一つに、
お腹の赤ちゃんの染色体異常の有無を調べることがあげられます。
 

遺伝的に心配だったり、過去に染色体異常の子どもを出産した経験があったり、
高齢出産の場合は、出生前診断を受けるのも選択肢です。

 
ですが、健康保険適用外で検査方法によっては高額な費用が必要ですし、
結果によって中絶を選択するのは命の選択にあたると考えるひともいます。
 
夫婦で話し合って、出生前診断を受けるかどうかを決めてください。