妊娠10週目に入ると、つわりがおさまるお母さんも増えてきます。

お腹の赤ちゃんも「胎芽」から「胎児」と呼び方が変わり、
妊婦健診のエコー検査で人間の形に見えるようになる時期です。
 

お腹はまださほど目立ちませんが、頻尿や便秘、
眠気などに悩むお母さんが多い時期でもあります。
 


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そこで今回は、妊娠10週目のお母さんの身体に起こる症状について、
お話ししたいと思います。


妊娠10週目で頻尿になる理由は?


 

頻尿とは、済ませたばかりでもすぐにトイレに行きたくなる、
トイレに行く回数が増える状態をいい、妊婦さんの誰もが経験するものです。

 
妊娠10週目のお母さんが頻尿になる原因は、3つあります。
 

まず、お母さんの腎機能が活発化していることです。


女性は妊娠すると、お腹の赤ちゃんの生命を維持するために、
血流量が一気に増えます。


その結果、腎機能の働きが高まり、尿が排出されやすくなるのです。


 
次に、ホルモンの影響です。妊娠すると、プロゲステロンという
黄体ホルモンの分泌量が増えます。


このプロゲステロンは子宮が大きくなることに備えて、
子宮や膀胱の筋肉を緩める働きをします。

それが原因で、頻尿や尿漏れが起こることがあるのです。
 

最後は、子宮で膀胱が圧迫されることです。


妊娠10週ともなると、赤ちゃんがいる子宮は大きさを増しますが、
それが膀胱の裏側に位置しているのです。


そのため、子宮が大きくなると膀胱が
圧迫されるのを避けることができないのです。


とはいえ、妊娠中期になれば、子宮は骨盤上部に移動するので、
圧迫感が減り、頻尿も改善されていくのは普通です。


妊娠10週目で便秘がひどいのは問題?


 

妊娠10週目で便秘に悩むお母さんが多いのも、
前述したプロゲステロンの影響が考えられます。


プロゲステロンの分泌量が増えると、
妊娠を維持するために、身体に栄養分を蓄えようとします。


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そのため、身体の代謝が下がってしまうのです。


摂取した栄養を蓄えるために、胃腸の筋肉を緩め、
腸の蠕動運動も鈍くさせることが、便秘につながります。


また、妊娠中は体内に水分も蓄えようとするので、
便まで水分が行き渡らないことも原因の一つです。
 

また、つわりの時期は食べられるものが偏るので、
排便をスムーズにする食物繊維が不足したり、
急激な身体の変化により疲労やストレスが蓄積したり、
運動量が減ることも便秘の原因になります。
 

便秘が続くと、お母さんの身体が辛いので、
食生活や運動習慣を見直して、
解消することをおすすめします。


ひどい時には、産婦人科の先生に相談して、
赤ちゃんに影響のない便秘薬を処方してもらうのもよいでしょう。


妊娠10週目に入っても眠気が続くのは異常?

 
妊娠10週目に眠気が続いているとしたら、
それはつわりの症状の一つかもしれません。
 

妊娠初期には、「眠りづわり」が、よく見られるのです。


この眠りづわりにも、プロゲステロンが大きく関わっています。


妊娠を維持するためにプロゲステロンが増えると、
眠気を生じさせるのです。
 

また、受精卵が胎芽になり、胎児になる過程で、
お母さんは多くのエネルギーを奪われます。


そのため、知らず知らずのうちに、
体力を奪われていることも原因の一つです。
 

もし、妊娠10週目で眠気を感じているなら、可能な限り、
その本能に逆らわずに眠ることをおすすめします。


働いていて眠るのが難しい時には、
ウォーキングといった軽い運動をしたり、
ガムや飴を食べるなど、眠気覚ましの習慣を持つとよいでしょう。

参照:妊娠5週目の胎嚢大きさ平均は?

参照:妊娠5週目の過ごし方と気をつけることは?

安定期に入るまでは無理せずに過ごそう!

 

妊娠10週目に入れば、流産の確率はグッと下がります。

 
ですが、まだ安定期ではないので、お母さんの無理は禁物です。

 
頻尿や便秘、眠気など、妊娠に伴うさまざまな症状が出る時期では
ありますが、これもかわいい赤ちゃんを産むために起こるプロセスです。
 
自分なりの対処法を見つけて、乗り切りましょう。