妊娠したすべての女性のうち、
約15%が流産を経験するというデータ報告があります。
 

そのうち、約90%が妊娠12週までの流産するのですが、
さらにその約70%は妊娠9週目までに起こっています。

「妊娠9週目の壁」といわれる、所以です。
 

とはいえ、妊娠10週目で流産を経験する女性も、
約5%いるといわれています。


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そこで今回は、妊娠10週目で起こる流産の原因や症状、
予防法などについて、お話ししたいと思います。



心拍が確認できた妊娠10週目でも流産することはある


 

妊婦検診で、お腹の赤ちゃんの心拍が確認できると、妊娠の確定診断がおります。

 

そして、赤ちゃんの心拍が確認できた時点で、流産の確率もぐっと下がるとされています。
 

とはいえ、赤ちゃんの心拍を確認した後で流産する確率は、3~5%あります。
 

妊娠10週目でも、流産してしまうお母さんはいるのです。
 

安定期に入る妊娠16週までは、無理せず、心穏やかに生活できるようにすべきです。

流産の原因のほとんどは受精卵の染色体異常

 
実は、受精卵のすべてが着床し、妊娠が成立しているわけではありません。

 
受精卵の約半数は染色体異常で、お母さんの自覚症状がないまま、
化学流産しているケースが多々あります。
 

それと同じように、妊娠初期に起こる流産の原因の大半も、
受精卵の染色体異常によるもので、
お腹の中で細胞分裂を続けられなかったということです。
 

これは偶発的に起こった出来事で、お母さんやお父さんに原因があるわけでも、
不注意だったわけでもなく、自然の摂理の中で起こることです。
 

妊娠10週目での流産も、そのほとんどはお腹の赤ちゃんに原因があってのことです。
 

もし、流産を経験しても、自分を責めすぎる必要はありません。
 

ただし、妊娠12週以降の流産は、子宮口のゆるみや子宮の形に問題があるなど、
母体が原因のものが増えてきます。
 

妊婦検診で、しっかりチェックしてもらいましょう。


流産でみられる症状とは?


 

流産のほとんどは、出血から始まります。

 
妊娠初期は出血することが多く、茶色や薄いピンク色の出血が
少量出るだけなら、それほど心配はいりません。



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ですが、鮮血が出ている、お腹の張りや痛みを伴うときには、
流産の可能性があります。
 

子宮の内容物が全部出てしまう「完全流産」の場合は、やがて出血が止まりますが、
少しでも子宮内に何か残っている「不全流産」だと、出血がいつまでも続きます。
 

また、流産が始まったときには痛みを感じなくても、
進行するにしたがって痛みが増していくことが多いようです。
 

腸の痛みとは違い、痛みに断続性があり、足の付け根がひきつれるように感じます。
 
 

また、妊娠10週目の場合、受精卵や胎児がすでに子宮内いない
「稽留流産」を経験するお母さんもいます。
 

自覚症状がなく、妊婦検診で赤ちゃんの心拍が止まっていることがわかり、
処置に進むのが一般的です。
 

このほかにも、流産の可能性が高まる「切迫流産」を経験するひともいます。
 

切迫流産は、適切に対処すれば妊娠を継続できますので、出血やお腹の張り
・痛みを感じたら、まず病院に電話することをおすすめします。



 
妊娠10週目で、つわりが急に治まったり、胸の張りや痛みを感じなくなる、
腰痛、腹痛があるときには、流産の兆候かもしれません。
 

体調に変化があったら、自分で判断せず、病院で診察を受けましょう。


流産を予防するためにできること


 

妊娠10週目で起こる流産のほとんどは、胎児の染色体異常が原因なので、
お母さんが努力しても防ぎようがないのが現実です。


参照:妊娠9週目のエコーでダウン症が判明する?

参照:妊娠4週目の出血は鮮血か茶色?下腹部痛は?
 

ですが、流産のリスクを減らすために、できることはあります。
 

それは、妊娠前から葉酸とビタミンEを摂取し、
卵子やお腹の赤ちゃんの細胞形成をサポートしてあげることです。
 

合わせて、身体を冷やさないことも大事です。
 
ぜひ、実践してみてください。