妊娠8週目は、まだまだ不安定な時期なので、
出血するお母さんも少なくありません。
 

ですが、妊娠8週目での出血のすべてが、危険な兆候ではないので、
きちんと知識を持っていれば、冷静に対処できます。
 


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そこで今回は、妊娠8週目でみられる出血と対処法について、
お話ししたいと思います。


妊娠8週目ってどんな時期なの?


 

妊娠8週目を迎えると、子宮の大きさが卵2個分ほどになり、
下腹部に触れるとふくらみが感じられるようになります。
 

そして、胸が張ったり、大きくなったと感じるお母さんも増えてきます。


 
さらに、妊娠8週目を過ぎるとつわりもピークを迎え、
食事や水分を思うように摂れないひとも少なくありません。
 

お腹の赤ちゃんは胎芽から胎児になり、身長が13~18mm、体重も1~3gになります。

 

エコー検査でも、胎嚢の中の赤ちゃんの頭と胴体がわかるようになる時期です。



妊娠8週目で出血する原因は何?


 

妊娠初期に出血する原因は、いろいろあります。

 

妊娠8週目で出血する場合に考えられるのは、
子宮と胎盤の成長がずれていることです。
 

子宮は胎児の成長に合わせて大きくなっていきますが、
胎盤の形成はそれに追いついていません。
 

そのため、胎盤の端がはがれてしまい、少量の出血をみることがあります。

 
この場合は、茶色の出血またはおりものとして出てきます。
 

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また、絨毛が子宮内膜に根を張る過程で起こる、絨毛膜下血腫が原因なこともあります。


 
さらに、病院で受けた経膣エコー検査や内診の刺激で出血することもありますが、
量も少なく、自然に治まります。
 

婦人科疾患である膣炎やびらん、
子宮頚部ポリープをもっているお母さんも出血しやすいです。
 

出血の色が茶色や薄いピンク色で、量が少ない場合は、
それほど神経質になる必要はありません。
 

気になるようなら、妊婦検診の際にお医者さまに相談してみましょう。


妊娠8週目で注意すべき出血はどんなもの?


 

妊娠8週目で出血する原因で最も注意が必要なのが、切迫流産と流産です。


すべての妊婦さんの15%が流産を経験するといわれており、
妊娠12週目までに起こることが多いです。
 

その場合、胎児の染色体異常が原因なことが多いので、
お母さんは避けようがありません。
 

流産が原因で出血する場合は、お腹の張りや痛み、
腰痛などを伴い、鮮血が出ることが多いです。
 

そうした症状が見られたときには、すぐに病院に行きましょう。
 
 

一方の切迫流産は、流産しかかった状態をいうので、
適切な処置をとれば、お腹の赤ちゃんを守ることができます。
 

出血の色が茶色やピンク色から鮮血に変わったり、量が増えてきたり、
お腹の張りや痛みを定期的に感じる場合は、流産に移行していく可能性があります。
 

安静にしても治まらないようなら、病院に電話をして指示を仰ぎましょう。


 
このほかにも、妊娠8週目で鮮血を出血した原因が、子宮外妊娠ということもあります。
 

妊娠検査で陽性反応があるのに、妊娠8週目でも胎嚢や胎児が確認できない場合は、
子宮外妊娠である可能性が高いです。
 

出血も、最初はおりものがピンク色になる程度ですが、受精卵が大きくなるにつれて
腹痛を感じ始め、卵管破裂で大出血を引き起こすことがあります。
 

経過観察が必要なので、胎児が確認できるまでは、きちんと病院に通いましょう。



そしてもう一つ、胞状奇胎という、絨毛の一部が袋状にふくらみ、
その中に液体が溜まるという状態になると、出血を起こすことがあります。

参照:妊娠6週目の出血は止まらない原因は?

参照:妊娠6週目の流産症状は?心拍確認できる?
 

胎芽の一部の絨毛がこの状態になった場合は、胎児は正常に育つことはありません。

 
もし、妊娠8週目で出血がみられたら、量と色、続いた期間、気になるにおいの有無、
お腹の張りや痛みがないかを、必ずメモしておきましょう。
 

診察の際にそれが、診断の手掛かりになるはずです。