妊娠7週目になると、エコー検査で赤ちゃんの心拍が確認でき、
母子手帳の交付を受けるように勧められるお母さんが多くなります。
 

この時点で、15%あった流産の確率も5%以下に下がり、
一安心という時期でもあります。
 

ですが、妊娠7週目に出血が見られるお母さんもいて、
流産の兆候かもしれないと不安に感じるひとも少なくないようです。


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そこで今回は、妊娠7週目に出血した場合の原因や対処法について、お話ししたいと思います。



妊娠7週目で出血が起こる原因は?


 

妊娠初期のお母さんの約25%が、何らかの出血を経験しているといわれています。

 

これは、胎盤が未成熟な時期で、子宮が充血していることから、
ちょっとした刺激で出血しやすくなっているからです。
 

具体的には、子宮と胎盤の成長がずれることで胎盤の端がはがれてしまう、
受精卵が着床し子宮内膜に根を張る過程で絨毛が内部を傷つけてしまう、
内診やエコー検査、性行為による刺激などがあります。
 

ピンクのおりものが出た、茶色っぽい出血が短期間続くという出血は、
こうした原因で起こっていますので、それほど心配いりません。

 
ただし、膣炎やびらん、子宮頚部ポリープが原因で出血している場合は、
治療をすることもあります。
 

そして、妊娠7週目の出血の原因が流産の兆候であるケースも含まれます。

 
出血が続いて止まらない、急に大量に出血した、鮮血が出た、
腹痛やお腹の張りを伴う出血がある場合は、流産の可能性があるので、
すぐに病院に行くことをおすすめします。



妊娠初期に心配な流産について


 

妊娠7週目はまだまだ不安定な時期なので、流産するお母さんも実際にいます。

 

流産とは、妊娠22週未満までに妊娠が継続できなくなった状態をいい、
特に妊娠12週以内で起こることが多いのです。
 

流産にもいろいろな種類があるのですが、最も多いのが「切迫流産」です。
 

これは、痛みを伴う出血があるのが特徴で、流産になりかかった状態のことをいいます。


 

切迫流産で出血した場合は、自宅安静か入院安静を勧められるので、
危機を脱するまでトイレ以外はベッドで過ごすのが基本となります。
 

切迫流産は適切に対応すれば治まることが多いので、お医者さまの指示をしっかり守りましょう。

 

そして、自覚症状がなく起こるものに「稽留流産」があります。



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稽留流産とは、お腹の中ですでに赤ちゃんがいないのに、流れていない状態のことをいい、
妊婦検診のエコー検査などで見つかることが多いです。
 

その場合、子宮内の内容物を取り除く手術を受けなければなりません。

 

稽留流産の原因のほとんどが、赤ちゃん自身の染色体異常で育てなかったことにあります。
 

大半は、受精卵の段階で「化学流産」するので、
自覚なく同じような経験をしている女性が多いです。
 

お母さんに落ち度はありませんので、次の妊娠のために早めに対応するようにしましょう。


参照:妊娠5週目の症状ないことある?



参照:妊娠5週目エコー写らない?双子が分かる時期?



出血や腹痛があったときの対処法は?



 
もし出血が見られたときには、まずその状態を観察します。
 

色がピンクなのか、茶色なのか、黒っぽいのか、鮮血なのか、
どれくらいの時間続いているのか、量はどの程度か、
臭いがあるか、塊が混ざっていないかなどです。
 

出血量が徐々に増える、鮮血である、塊が混ざっているという状況のときは、
すぐに病院に電話して指示を仰ぎましょう。
 

また、出血の際にお腹に張りを感じるのか、痛みがあるのか、
痛みはどの程度かも、きちんとチェックします。
 

合わせて、吐き気や嘔吐、立ちくらみなど、他に出ている症状がないかも確認します。


 

お腹の張りや鈍痛を感じたときにはまず安静にし、
治まるかどうかを見てみるのもよいと思います。
 

心配なことがあれば一人で悩まず、診察を受けた産婦人科に電話をして、
症状を具体的に伝えることで、対処方法を教えてもらえるはずです。