妊娠6週目は初期にあたるので、まだ流産する可能性がある時期でもあります。


 
妊娠したすべての女性の約15%が流産を経験し、
その80%は妊娠12週目以内に起こっているとされています。
 

では、妊娠6週目で流産が起こる場合、どんな症状が見られるのでしょうか?



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妊娠6週目の状態や流産の種類も含めて、お話ししたいと思います。


妊娠6週目の状態とは?




妊娠6週目ともなると、生理が遅れていることに気づき、妊娠検査薬を使って
陽性反応を確かめてから、産婦人科を訪れる女性が多いことでしょう。
 

その際、エコー検査を行うことが多いと思いますが、
赤ちゃんが含まれた袋である「胎嚢」を確認することができるはずです。
 

そして、早いお母さんだと赤ちゃんの心拍が確認でき、
それにより流産の確率が下がることから、
母子手帳の交付を受けるための書類を手渡されることもあります。


 
ですが、すべての女性が妊娠6週目で心拍が確認できるわけではなく、
中には流産の兆候が見られるひともいます。



妊娠6週目での流産の種類と違いとは?


 

流産とは、妊娠22週目までに妊娠の状態が終わってしまうことをいいます。

 

妊娠6週目を含めた初期に起こる流産にも種類があり、その原因もさまざまです。
 

まず、最も多くみられるのが「切迫流産」です。この場合、流産しかかっているだけで、
お腹の赤ちゃんはまだ流れていません。

早く気づいて安静にすることで、妊娠を継続することができます。
 

次に「稽留流産」です。稽留流産とは、子宮の中ですでに受精卵や胎芽がいないにも関わらず、
流れずに留まっていることをいいます。

お母さんには自覚症状がなく、妊婦検診などでお医者さまに指摘されることが多いです。

原因は、受精卵の染色体異常であることがほとんどで、ケースによっては手術が必要になります。


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そして「進行流産」です。これは、子宮口が開大して、流産が始まった状態のことをいいます。

こうなると、数分のうちにお腹の赤ちゃんは体外に流れ出てしまいます。止めることはできません。


 
流産した後、子宮内のものがすべて流れ出た状態を「完全流産」、
内容物が一部残った状態を「不全流産」といいます。

不全流産の場合は、子宮内をきれいにするための手術が必要になります。



妊娠6週目で流産が起こる場合の症状とは?




切迫流産や進行流産の場合は、お腹の張りや出血、下腹部痛などが症状として現れます。
 

とはいえ、茶色い出血が短期間続く場合は、ホルモンバランスの変化や内診
・性行為などによる刺激によることもあるので、痛みが徐々に強くなる、
色が鮮血になってきたなどが見られるときには、病院に連絡して指示を仰ぐことをおすすめします。
 

また、稽留流産の場合は無自覚ですし、排卵日がずれると妊娠週数と
お腹の赤ちゃんの成長に差異が起こるので、経過観察になることも多いです。
 

胎嚢は確認できても、心拍が確認できないときには、お医者さまから
次の診察日を指定されるはずですので、きちんと経過観察しましょう。


参照:妊娠1週目つわり症状は?レントゲンの影響はある?



参照:妊娠2週目の吐き気、腹痛は?気をつけることは何?


流産を予防する方法はあるの?



 

稽留流産など、お腹の赤ちゃんに原因がある流産を予防することは、残念ながらできません。

 
ですが、妊娠初期にお母さんが体調管理に気をつけることも、流産防止には役立ちます。
 

アルコールやタバコの摂取は止めること、身体を冷やさないこと、
葉酸を毎日摂取すること、市販薬を安易に服用せずお医者さまに必ず相談すること、
ストレス解消を心がけ、体調がよくないときには無理をしないことなどが、それにあたります。
 

妊娠初期はお母さんの身体も赤ちゃんも不安定な状態ですので、
いつもと同じように仕事や家事を行うことが負担になっているケースも少なくありません。
 

安定期に入るまでは用心し、それでも流産してしまっても、
自分を責めすぎないように心がけましょう。