妊娠4週は、生理予定日と重なる時期なので、
妊娠関連の出血を疑わない女性もいるものです。
 

ですが、妊娠初期の出血は、早めに対処した方がよいケースも含まれます。
 

そこで今回は、妊娠4週目の出血について、お話ししたいと思います。


妊娠4週とはどのような時期か



 
妊娠4週は、無事に着床し、体内でhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
というホルモンの分泌が盛んになることから、
市販の妊娠検査薬でも陽性反応が出ることが多くなる時期です。
 


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この時期に産婦人科でエコー検査を受けても、まだ胎嚢が確認できないこともありますが、
妊娠5~6週には見られるようになります。
 

正確を期すという意味では、生理予定日を1週間過ぎた、
妊娠5週目で病院を訪れるのがおすすめです。
 

また、妊娠が成立したことで、身体に様々な変化が起こります。
 

「妊娠超初期症状」と呼ばれるのですが、
下腹部痛や出血などが見られることもあります。



妊娠4週に見られる出血の原因


 
妊娠4週は妊娠初期にあたり、出血が見られることが多いです。

 

これは、受精卵が着床して妊娠が成立したことで、子宮内膜が充血しやすくなり、
ちょっとしたことでも出血につながってしまうからです。
 

また、膣がただれていることで、内診や性行為の刺激によって
出血してしまう子宮膣部びらんや、受精卵の柔毛が着床の際に
子宮へ気を傷つけて出血した際に絨毛膜の外側にたまってしまう


絨毛膜下血腫、子宮頚管にできた良性腫瘍、
子宮頚管ポリープからの出血などが原因になることもあります。
 

そしてもちろん、流産や子宮外妊娠による出血のケースも含まれます。

 
出血があった場合は、素人判断せず、きちんとお医者さまに相談しましょう。


出血が鮮血や茶色の場合は危険!?




 
全妊婦さんの20%は、妊娠初期の出血を経験しているので、
その際は色と量、お腹に針を感じるかどうかを確認しましょう。
 

茶色い生理のような出血が、いつもより短い期間ある場合は、
月経用様出血の可能性があります。

子宮で胎盤がつくられるときに、たくさんの欠陥が絨毛膜に
入り込むことが原因なので、2~3日で収まるはずです。
 

子宮頚管ポリープが原因の場合は、感染症を引き起こし早産につながることがあるので、
妊娠中に切除することもあるので、注意が必要です。
 

そして、妊娠4週で気を付けたい出血原因もあります。


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まず、胞状奇胎です。これは、絨毛が異常に発生し、胎芽を吸収してしまうという病気です。

つわりの症状が強く、茶色のおりものや出血が続くことが多いようです。

この場合、子宮内容除去術を受けなければなりません。

 

この場合、受精卵に異常があることがほとんどで、
500人に1人の割合で発症するのだそうです。

早い時期に余地を受ける必要があります。


下腹部痛が伴う出血があった時の対処法は?




 
妊娠4週で下腹部痛を伴う出血があった時に、
真っ先に思い浮かべてほしいのが、子宮外妊娠の可能性です。
 

これは、受精卵が子宮内腔以外に着床してしまう状態をいいますが、
そのほとんどが卵管に着床します。

受精卵が育って卵管がふくらむ過程で出血をするのですが、
それがお腹に溜まることで、下腹部痛や出血が見られることがあるのです。
 

そのまま受精卵が成長すると、卵管破裂を引き起こし、大量出血や激痛、
血圧の低下などを伴うこともあり、命に関わります。
 

卵管妊娠の場合は、着床した部分を切除しなければならないので、手術が必要です。
 

もし、出血に下腹部痛が伴っている場合、
流産の兆候なことも多いので、すぐに病院で診察を受けましょう。

 
また、化学流産といい、受精卵の染色体異常により、妊娠を継続できずに
体外に流れ出ることもあります。

これは、医学的には流産には分類されず、全妊婦さんの10~15%が
経験しているので、必要以上に自分を責めないでください。