すべての妊婦さんの約10~15%が、流産を経験するといわれています。


 

そして、妊娠初期は流産が起こりやすい時期でもあります。
 

そこで今回は、妊娠4週目の流産の種類や兆候、症状などについて、お話したいと思います。



妊娠初期の流産の種類とは?

 

流産とは、妊娠22週目までに妊娠の状態が終わってしまうことをいいます。


スポンサードリンク





 
中でも、妊娠12週以内に流産する確率が約80%あります。
 

流産にもいろいろな種類があり、原因も異なります。
 

妊娠4週目で一番多いのは、化学流産です。これは、妊娠検査薬で
陽性反応が出たにも関わらず、妊娠を継続できなかった状態のことをいいます。

受精卵の染色体異常が原因なので、医学的には流産には分類されません。
 

次に、切迫流産です。これは、流産の可能性が高まっている状態のことですが、
処置が早ければ妊娠を継続することができます。
 

稽留流産は、子宮内にすでにいない受精卵や胎芽が留まっている状態です。

自覚症状がなく、妊婦健診で気づくことも多いです。


 

進行流産は、子宮口が開き、流産が始まった状態です。進行流産が始まると、
数分で胎芽は外に流れ出てしまいます。この場合、進行を止める術はありません。
 

この他にも、流産の際に子宮内に組織の一部が残ってしまう「不全流産」、
子宮の中身がすべて流れ出てしまう「完全流産」があります。



流産の兆候や症状とはどんなもの?




 
流産の初期の兆候としては、腹痛と出血がみられます。

 

人によっては、腰痛やお腹の張り、基礎体温が下がるなどの兆候が出ることもあるようです。
 

また、妊娠超初期でもつわりを感じていたお母さんの場合、つわりの症状がなくなります。
 

妊娠判定が陽性で、こうした身体の変化が現れた時は、
まず病院に電話をして、指示を仰ぎましょう。



妊娠初期の流産を避けるために気をつけてほしいこと


 

化学流産を防ぐことは、いまの医学では不可能です。



スポンサードリンク





そして、化学流産はお母さんやお父さんに問題があって起こることでも、
それが原因で不育症になるというものでもありません。
 
とはいえ、妊娠する年齢が上がれば上がるほど、染色体異常の発症率は上がっていくので、
子どもが欲しいなら、いち早く妊活を始めることをおすすめします。
 

そして、それ以外の流産についても、完璧に予防するのは難しいのが現実です。
 

とはいえ、日常生活に配慮することで、流産する確率を下げることはできます。


 
まず、カフェインの摂取を控えることです。

カフェインはコーヒーだけでなく、緑茶や紅茶、コーラにも含まれています。

1日3杯程度を目安に、飲みすぎないことを意識しましょう。
 

次に、葉酸を摂取することです。厚生労働省でも推奨しているように、
葉酸はお腹の赤ちゃんのDNAの合成や脳・神経の組織をつくる上で、
重要な役割を担う栄養素です。葉酸を摂取することで、
赤ちゃんの細胞分裂が正常になるように、サポートしてくれます。
 

そして、タバコやアルコールの摂取はしないことです。

これらを摂取し続けることで、お腹の赤ちゃんの低身長や低体重を誘発するだけでなく、
流産のリスクを高めてしまいます。


 
また、重たいものを持ったり、激しい運動をしたことで流産した女性も少なくありません。

安定期に入るまでは、できる限り安静に過ごすことをおすすめします。
 

最後は、身体を冷やさないことです。身体が冷えると子宮の筋肉が収縮してしまうので、
血流が悪くなります。

すると、お腹の赤ちゃんに必要な酸素や栄養素が十分に届かず、
発育にもよくない影響を与えます。

 
自分なりに精いっぱい気をつけることで、赤ちゃんの成長を守れるなら、
お母さんとして頑張りがいがあるはずです。
 

また、万が一流産を経験してしまっても、
その責任はお母さんだけにあるわけではないのです。
 

流産の兆候があっても慌てず、
自己判断せずに、お医者さまの指示を仰ぎましょう。