妊娠0週から4週を、妊娠超初期といいます。

 
ですがこの時期は、まだ妊娠が成立していない期間も含まれています。
 
では、妊娠3週目はどんな状態で、つわりを感じる可能性があるのでしょうか。
 


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今回は、妊娠3週目のお母さんの状態について、お話したいと思います。



妊娠が成立するまでの流れとは



妊娠週数は、最終生理が始まった日を0週0日とし、7日で1週としてカウントします。

 
そのため、妊娠0週目は生理期間、妊娠1週目は女性の体内で排卵の準備を進める時期、
妊娠2週目で排卵して受精し、妊娠3週目で妊娠が成立します。
 

男性が射精した精子は、子宮口から子宮頸管、子宮腔内、
卵管を通って、卵管采で卵子と結合します。
 

無事に受精卵になると、細胞分裂をしながら、ゆっくりと子宮に向かって移動を始めます。

 
受精後4~6日で胚盤胞に成長し、子宮への着床のタイミングをはかり、
受精後1週間程度で子宮内膜に着床します。
 

無事に胚盤胞が子宮内膜に着床できて初めて、妊娠が成立するのです。



妊娠3週目はどういう状態なのか




 
妊娠3週目は、妊娠が成立する時期です。

 
胚盤胞は子宮内膜に潜り込むために、絨毛で子宮内膜を溶かします。
 
その時に、「着床痛」や「着床出血」が見られることもあります。
 
痛みが出る場所や時期、出血の色には個人差がありますが、
1~2日で治まるのが普通です。
 

この時点での赤ちゃんの大きさは、
わずか0.1mm程度で、まだ「胎芽」と呼ばれる状態です。
 

形も丸く、妊娠4週目になる頃には楕円形になり、
妊娠5週目には心拍が確認できるようになります。


妊娠3週目で頭痛や腰痛、吐き気、微熱があるのはつわりだから?


 

女性が妊娠すると、胎盤や胎児を形成するために必要な
「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンが分泌されるようになります。
 

そのため、妊娠を維持するために不可欠なエストロゲン(卵胞ホルモン)や
プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が多くなり、ホルモンのバランスが急激に変化します。
 

そのため、妊娠3週目であっても、様々な症状が出る女性がいるのです。
 

具体的には、微量の出血や胸の張り、胸の痛み、身体のだるさ、
眠気、味覚や嗅覚の変化などがあげられます。
 


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また、頭痛や腰痛、吐き気を感じるお母さんもいるようです。

 

これは、ホルモンバランスの変化が影響しており、つわりの一種といえるでしょう。
 

つまり、妊娠3週目でもつわりが出現する可能性があるということです。


妊娠3週目でのフライング検査には注意が必要




 
妊活中や不妊治療に励むカップルが増えるにつれて、
妊娠検査薬によるフライング検査をする人も多くなっているようです。
 

市販されている妊娠検査薬は、hCG値が50mIU/mL以上になると陽性判定が出る
しくみになっていますが、妊娠3週目の時点ではそんな数値になることはありません。
 

一般的な妊娠検査薬で確定診断できるのは、生理予定日を1週間過ぎてからなので、
それまで待つことをおすすめします。
 

また、生理予定日前に使用可能なhCG値が25mIU/mL以上で陽性反応が出る
タイプの妊娠検査薬も市販されていますが、使用にあたって心得ておいてほしいことがあります。
 

それは、妊娠超初期の段階では、誰もに化学流産が起こる可能性があることです。

 

実は受精卵の約45%は染色体異常を持っており、着床しても妊娠が成立せずに
流れてしまうことが多いのです。これを、化学流産といいます。
 

化学流産は、受精卵の染色体異常が原因のため、医学的には稽留流産や
後期流産とは別とされ、流産のカテゴリーに含まれることはありません。
 

ですが、フライング検査で一度陽性と知ってしまった後で、
化学流産を起こしてしまうと、精神的なダメージを受ける女性が少なくないのです。
 

そうした可能性があることも念頭に置き、検査のタイミングを決めてください。