妊活や不妊治療を行っているお母さんにとっては、妊娠しているかどうかを
一日も早く知りたいと考えるのは、無理のないことかもしれません。
 

では、妊娠2週目で妊娠検査薬を使った時に出る反応は陽性なのでしょうか。

それとも陰性なのでしょうか。
 


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妊娠のメカニズムや妊娠検査薬のしくみも合わせて、お話ししたいと思います。


妊娠が成立するということ



 
妊娠の原点は、精子と卵子が出会い、受精することです。
 
ですが、受精卵ができただけでは、妊娠が成立したとはいえません。
 

性行為で女性の体内に射精された精子は、子宮口から子宮頸管、
子宮腔、卵管へと進んでいき、卵子が待つ卵管采で受精します。
 

できた受精卵は細胞分裂をくり返しながら、子宮へと移動を始めます。


 
受精後4~6日たつと「胚盤胞」と呼ばれる状態まで成長し、
子宮腔内にたどり着き、子宮内膜に着床するタイミングを待ちます。
 
受精から7日ころに胚盤胞が子宮内膜に着床し、初めて妊娠が成立するのです。
 

そして着床が完了すると、胚盤胞はさらに分化を進め、胎盤や胎児が形成され始めます。



妊娠2週目の状態とは

 

妊娠2週とは、排卵後に受精が成立し、受精卵が細胞分裂をくり返しながら、
ゆっくりと子宮に移動を始める時期です。
 

そのため、まだ妊娠が成立しているとはいえません。
 

また、着床していない受精卵は子宮とつながっていないので、
お母さんが服用した薬の影響は少ないと考えられています。
 

そして、受精卵になった段階ですでに、性別は決まっています。


妊娠検査薬のしくみとは




 
妊娠検査薬は、妊娠が成立すると分泌が始まる「hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)」
に反応して、陽性か陰性かを判定します。
 

市販の妊娠検査薬の場合、尿中のhCGの値が50mIU/mL以上になると、
陽性反応が出るようになっているのが一般的です。
 

受精卵が着床してすぐに、このhCG値があがるわけではなく、
着床して3日後で25mIU/mL、着床後5日で50mIU/mLになるとされています。
 

とはいえ、確定診断をするためには、生理予定日を過ぎてからの方がよいので、
妊娠検査薬の注意事項に必ず但し書きされています。
 

そして、妊娠0~4週を妊娠超初期というのですが、
この時期に使える妊娠検査薬も登場しています。
 

その場合は、生理予定日の2~3前から使うことができます。



妊娠2週目で妊娠検査薬を使ったらどうなる?



 
もし、妊娠2週目で妊娠検査薬を使っても、まだ着床していない、
あるいはギリギリ着床していてもhCG値が低いので、必ず陰性になります。


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妊娠検査薬は、それほど安いものではなく、使い捨てなのですから、
確定診断できる時期まで使用は控えることをおすすめします。

 
本来であれば、妊娠検査薬を使うのは、生理予定日より1週間遅い、
妊娠5週辺りが望ましいのですが、気になるようなら「フライング検査」をしてみるのもよいでしょう。
 

ただし、生理予定日前に妊娠判定が陽性だったにも関わらず、生理がくることもあります。

 

これは、化学流産といって、お腹の赤ちゃんの染色体異常による流産です。
 

受精し一度は着床したものの、妊娠を継続できずに流れてしまうのです。


 

妊娠検査薬が普及する前は、通常の生理と思われていた化学流産が、
フライング検査によって明らかになるケースが増えています。
 

化学流産はお母さんに問題があるわけではなく、受精卵の45%が染色体異常を
持つといわれていることを考えると、誰にでも起こりうることです。
 

ですが、精神的に受けるダメージは大きいですから、
気がつかないで済むなら、その方が良いに決まっています。
 

妊娠2週では妊娠反応は出ませんが、その後毎週続けていることで、
こうした悲しい事態に出会う可能性があることも、覚えておいてくださいね。