精子と卵子が受精し、子宮内に着床することで、初めて妊娠が成立します。

 
そして、妊娠が成立した時点では、まだ生理の予定日を迎えていません。
 
そのため、妊娠に気づかず、母子に影響を与える行動をとってしまうことがあります。


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今回は、妊娠週数の考え方と、妊娠超初期にみるつわりの症状、
レントゲンの影響などについて、お話したいと思います。



妊娠週数の数え方を理解しておこう


 

妊娠週数は、最終生理が始まった日を0週0日とし、
7日を1週としてカウントしていきます。


 
これは世界保健機構(WHO)の調査で、受精から出産に至るまでの
日数の平均が280日プラスマイナス15日であることがわかったからです。
 

妊娠0週はまさに生理期間で、
妊娠1週は女性の体内で排卵の準備を始めている時期です。


 
受精が成立するのは妊娠2週目以降が多く、妊娠3週に入るか
どうかのタイミングで子宮に着床し、妊娠が成立します。
 

妊娠4週は通常だと生理がくるタイミングなので、
ここで妊娠に気が付き、妊娠検査薬を使う女性が多いです。
 

妊娠4週の後半には子宮内に胎嚢が見られ、
妊娠5週には赤ちゃんの心拍が確認できるようになります。


妊娠超初期とは何か



 
多くの女性は生理の遅れが妊娠を知るきっかけとなりますが、
中には受精後から徐々に変化する身体の状態を察知する人もいます。
 
妊娠0週から4週までの間を「妊娠超初期」といい、
症状が出る女性もいるのです。


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妊娠超初期に感じる症状の例をあげると、眠気や熱っぽさ、
出血、腹痛、胸の張り、食の変化などです。
 

この時期は、風邪をひいたのと間違えて市販薬を飲む女性も多いのですが、
妊娠の可能性がある時は、避けた方が無難でしょう。



妊娠超初期でもつわりの症状はあるのか




 
妊娠超初期であっても、悪阻を感じる女性がいます。
 
吐き気やムカムカした感じ、頭痛、下腹部痛、腰痛などが、
つわりの代表的な症状です。
 

妊娠超初期に吐き気を感じるのは、妊娠したことで体内のホルモンバランスが
急激に変化し、胎盤を形成する際に必要なhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
の分泌の影響もあって、起こると考えられています。
 

ただし、妊娠1週の時点では、まだ排卵日も迎えていないので、
つわりの症状が出ることはありません。
 

生理が終わって、吐き気やだるさ、下腹部痛といったつわりに似た症状がある場合は、
別な病気が隠れている可能性があるので、病院で診察を受けることをおすすめします。 



妊娠超初期にレントゲンを受けたら影響はあるのか


 

妊娠超初期は、自覚症状がない女性が多いので、
妊娠に気づかずにレントゲン撮影を受けてしまうこともあるかもしれません。
 

働いている女性は、会社の健康診断を受けるタイミングに妊娠することもあります。
 

ですが、レントゲンによる放射能が赤ちゃんに影響するのが心配な時期は、
お腹の赤ちゃんの期間が形成される妊娠4週から15週です。
 

それも、被曝線量が100mGyを超えると危険といわれています。
 

妊娠4週は生理の予定日なので、もし少しでも遅れているなら、
妊娠検査薬を使って調べてからレントゲン撮影を行うなど、対処法があります。
 

また、日本のレントゲン撮影での被曝線量は低く設定されているので、
実際に浴びてもそれほど影響はないといわれています。
 

具体的には、胸部X線単純撮影で0.01mGy以下、腹部X線単純撮影で1.4mGy、
腰椎X線単純撮影で1.7mGyというのが、お腹の赤ちゃんの被曝線量です。
 

数値を見れば、それほど心配いらないことがわかります。
 

もし、妊娠に気づかずにレントゲン撮影をしてしまった場合は、
お医者さまに相談してみましょう。
 

また、妊娠1週にあたる時期のレントゲン撮影は、
まだ受精もしていないタイミングですので、何の問題もありません。