妊娠が早い時期にわかって、妊婦健診に通っているうちに、
妊娠週数とお腹の赤ちゃんの成長があっていないとお医者さまに告げられ、
ショックを受けるお母さんが少なくありません。

 
ですが、これには理由があるのです。


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そこで今回は、妊娠週数の数え方や、
ずれてしまう理由について、お話したいと思います。

 

妊娠週数の数え方とは

 
妊娠週数の数え方は、WHO(世界保健機構)が受精から
出産に至るまでの日数を調べたことが基準になっています。

 
この調査で、平均の妊娠期間が280日プラスマイナス15日で
あることが判明したので、28日を1カ月と定め、
妊娠期間を10カ月にすると定められました。

 
この定義に従い、最終生理の初日を妊娠0週0日とカウントし、
7日で1週として数え、原則40週で出産というルールができたのです。

 
妊娠の確定診断のために病院を訪れたときには、
最終生理の初日から妊娠週数を計算するのが一般的です。

 

妊娠週数がずれる理由は?

 
この妊娠週数は、生理の周期が28日の女性であれば、
ほとんどずれることがありません。

 
ですが、女性の正常な生理周期は25~38日ですから、
排卵のタイミングによっては、最終生理日の初日から計算する妊娠週数と、
お腹の赤ちゃんの成長がアンマッチになることがあるのです。

 
そのため、妊娠初期の段階で経過観察を行い、
最終的な出産予定日を計算するのが一般的です。
生理不順のお母さんは特に、妊娠週数が確定するまでに
時間がかかることがあります。

 
お腹の赤ちゃんが育たない不育症の女性がいることも事実ですが、
心拍がきちんと見えて、前回の妊婦健診から成長しているのであれば、
受精のタイミングがずれたと考えてよいと思います。


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心配なときには、お医者さまに質問してみましょう。

 

妊娠週数とお腹の赤ちゃんの大きさの目安

 
妊娠週数がずれたことでお母さんが必要以上に心配しなくて済むように、
妊娠初期のお腹の赤ちゃんの成長の目安をまとめておきましょう。
妊娠4~7週(妊娠2カ月)の赤ちゃんは、まだ胎芽と呼ばれる状態です。

 

はじめはえらやしっぽがあり、まるで魚のようですが、急速に様々な器官が発達し、
手足が形成され、妊娠7週を迎えるころには2頭身になります。

 

お腹の赤ちゃんの大きさは、8~16mm程度です。
妊娠8~11週(妊娠3カ月)の赤ちゃんは、胎児と呼ばれるようになります。

 

未完成ながら胎盤とへその緒ができ、お母さんから栄養をもらい始めます。

 

骨が形成されるようになり、心臓や脳、肺、肝臓、腎臓といった
内臓器官が成熟し始めます。

お腹の赤ちゃんの大きさは、20~40mm程度です。
妊娠12~15週(妊娠4カ月)の赤ちゃんは、胎盤が完成したことで、
お母さんからしっかり栄養や酸素が供給されるようになり、
流産の心配がグッと下がります。

 

肝臓などの消化器官が働くようになり、手足の骨も固まります。

 

声帯ができ始め、歯茎の中には20本の乳歯と歯周もつくられる時期です。

お腹の赤ちゃんの大きさは、60~70mm、体重も15~20gほどになります。

参照:HCGが低いので胎嚢が見えない?



 

エコー検査の計測でズレを修正できる

 
妊婦健診では、定期的にエコー検査が行われます。

 

その際にお医者さまが評価しているのは、胎児の数と向き、
胎児の大きさと羊水量、胎児の元気さ、胎盤機能、胎児の形態異常などです。
 

もし、生理周期と排卵日がずれて、実際に妊娠が成立した時期が遅れたとしても、
大使の大きさや羊水量を経過観察していくことで、ずれを見つけられるのです。

 
そのため、産婦人科で初診を受けたときに教えられた出産予定日と、
妊婦健診に通ううちに付けられる日程がずれることがあります。
 

妊娠週数は、お腹の赤ちゃんの成長を目安に修正されていくのです。

 

きちんと心拍が確認でき、元気に動いているなら、心配はいりません。