あなたは、超高齢出産という言葉を知っていますか?
50歳を過ぎて出産した芸能人が話題になったように、
閉経を迎える年齢でも出産する女性がいます。


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そこで今回は、超高齢出産の定義や自然妊娠が可能かどうか、
そのリスクについて、お話ししたいと思います。

 

超高齢出産とは?

 
日本産婦人科学会の定義では、35歳以上で初産を
する女性は高齢出産に分類されます。

 

そして、中でも50歳以降の出産を「超高齢出産」といいます。
一般的な女性は、50歳を迎えるころには排卵が終了し、
更年期に入っているものです。

 
ですが、ごく少数の事例ではありますが、自然妊娠して出産する女性もいます。

また、不妊治療を行っている女性が50歳を過ぎて妊娠したり、
過去に凍結しておいた自分の卵子を使って妊娠・出産するひともいるようです。

 

超高齢出産のリスクとは?

 

まず、妊娠の経過で抱えるリスクについて考えてみましょう。
妊娠22週以内に妊娠が終了することを「流産」といい、
全妊婦の8~15%が経験するといわれています。

 

ですが、流産の発症率は年代によって異なり、25歳の女性は
10%程度ですが、35歳で25%、40歳で40%、
45歳を超えると50%にもなります。

つまり、超高齢出産の場合、流産するかもしれないことを
念頭に置いておく必要があるのです。

 

また、お母さんの出産年齢が上がるほど、ダウン症の発生率もアップします。

 

20歳では500分の1だったダウン症児の出生率が、35歳では200分の1、
40歳では60分の1、5歳では20分の1になるのですから、超高齢出産の場合は、
さらに確率が上がることが予想されます。


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ただし、これは自然妊娠の場合の確率で、若いころに凍結した卵子を
使って受精卵をつくった場合は、このリスクは下がると考えられます。

 

出産のリスクも上がる!

 
医療の発達に伴い、出産で命を落とす女性が少なくなりました。

 
ですが、出産が命がけの仕事であることに変わりはなく、
体力がある20~30代でも出産トラブルに見舞われるリスクを
負っていることを考えると、超高齢出産のときにはさらに
リスクが大きくなることを覚悟する必要があります。

 
妊娠期間も合併症が起こりやすく、産後の身体の回復も遅れがちです。
そうした現実を知って、超高齢出産をするかどうかを考えておく必要があります。

 

出産までのリスクを理解しておこう

 
妊娠中に注意が必要な合併症に「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」がありますが、
この病気にかかる確率は、年齢の上昇と比例しています。

 
重症化すると母体の血行が悪くなり、胎盤機能も低下してしまうことで、
早産や未熟児出産になることもあります。

 
また超高齢出産の場合、お母さんが持病を持って妊娠するケースも多く、
腎臓病を患っていると負担がかかり、妊娠高血圧症候群を発症しやすくなります。
さらに糖尿病を患っている場合は、妊娠することで尿病網膜症や
糖尿病腎症が悪化する可能性があります。

 
そのため、妊娠がわかった時点で、持病を診てもらっている
専門医に相談をすることが不可欠です。

参照:人工授精で障害児が生まれる確率は?

参照:自閉症の赤ちゃんの原因は?水銀の関係性

 

超高齢出産だから気を付けたいこと

 
とはいえ、リスクを理解した上で、超高齢出産に臨もうと思うお母さんもいるはずです。

 
その際には、妊娠中は決して無理をせず、睡眠と休息をきちんととるようにすること、
栄養のバランスを考えた食生活をすること、塩分や脂分は控えめにすること、
タバコとお酒は止めること、ストレスをためないようにすることを、
意識して生活することをおすすめします。

 
出産後も、赤ちゃんのお世話は24時間年中無休ですし、
夜まとめて眠ってくれるようになるまでは、睡眠不足が続きます。

 
すべてを自分1人でがんばろうとせず、家族のサポートを受けながら、
育児ができる環境を整えましょう。