一般的に、経産婦は初産のときより出産が早いと考えられがちです。
ですが実際には、経産婦のお産の進み方は早くても、
予定日前に生まれるとは限らないのです。

 
そして、経産婦が出産予定日を超過してしまう原因はいろいろです。


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そこで今回は、出産予定日を超過する原因やリスク、
出産を促すための対処法などについて、お話したいと思います。

 

予定日超過とはどんな状態か

 
妊娠40週0日を出産予定日といい、これを過ぎると予定日超過に分類されます。
ですが実際には、予定日通りに出産するお母さんばかりではありません。

 
正産期は妊娠37週から42週未満とされているので、
この間に出産すれば問題ありません。

 

経産婦なのに予定日超過してしまう原因

 
前回の出産が予定日あるいはそれ以前だったお母さんは、
今回も同じくらいで陣痛がくるだろうと予測していたかもしれません。

 
ですが、2人目以降に初めて予定日超過してしまうお母さんも少なくないのです。
この原因の一つが、子宮内の環境がよく、お腹の赤ちゃんが
出る必要がないと感じていることです。

 

通常、子宮や胎盤、羊水などの環境は、妊娠38週に最も機能が高まって、
その後は低下していくものです。

これは、子宮内の環境をよくすることで、陣痛が起きないように
身体の防衛本能が働いているからです。

 

つまり、子宮内環境が悪くなることで、お腹の赤ちゃんが外に出ようとし、
陣痛が起こるということです。

これは、赤ちゃんが外に出たいと思うタイミングを待つしかありません。
次に、生理不順で出産予定日の計算にズレがあったことです。

 

出産予定日は、最終生理が始まった日を0週0日として算出します。

 


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ですが、生理の周期が28日より長い女性の場合、
排卵日がずれていることが多く、どうしてもズレが出てしまうのです。

 
出産予定日に赤ちゃんを産んだお母さんは、
全産婦さんの6%程度といわれています。
それほど、神経質になる必要はないでしょう。

 

予定日超過のリスクは?

 
妊娠41週6日までの予定日超過なら正産期ですので、さほど心配はいりません。
ですが、42週を過ぎて過産期に入ると、
お母さんやお腹の赤ちゃんに影響が出るようになります。

 
本体、胎盤は柔らかく弾力があるものですが、妊娠42週以降に
なると硬くなって縮んでくるので、機能もどんどん衰えていきます。

 
すると、へその緒を通じて供給される酸素が少なくなることから、
苦しさを感じた赤ちゃんが胎便をしてしまい、汚れた羊水を
飲むことで肺機能の低下を引き起こし、出産後に呼吸困難や
肺炎になってしまう可能性があるのです。

 
また、胎盤が子宮からはがれやすくなるので、
お母さんにも危険が及びやすくなります。

 

予定日超過だと陣痛促進剤を使う?

 
予定日を超過しても出産の気配がない場合、
NST(ノンストレステスト)を行うことが多いです。

 
このNSTで赤ちゃんの様子を確認し、早く出産した方がよいと
お医者さまが判断すれば、人工的にお産を起こすことがあります。
その場合、陣痛誘発剤や陣痛促進剤を使って、誘発分娩をするのです。

 
また、胎盤機能の低下や過熟児、巨大児が認められたときには、
帝王切開で出産という可能性もあります。

参照:前駆陣痛の経産婦いつから?

参照:陣痛の兆候!初産と経産婦!

 

予定日を超過したからこそリラックスして待とう

 
経産婦の場合は、初産のときと違って、周囲から軽い気持ちで
「まだ産まれないの?」と聞かれることが多い傾向があるようです。

 
とはいえ、出産のタイミングはお母さんの都合で決まるわけではないので、
予定日を超過するとイライラしたり、不安を感じることがあるかもしれません。

 
ですが、そうしたストレスが原因で交感神経が優位になってしまうと、
かえって陣痛が起こりにくくなってしまいます。

 
お腹の赤ちゃんはお母さんの子宮の居心地がよくてのんびりしているのですから、
いましかない一体感を存分に味わっておきましょう。