病院で妊娠の確定診断をする基準に、子宮内に
胎嚢があることを確認するというプロセスがあります。

 
そこで今回は、胎嚢とは何か、いつごろから確認できるのか、
その形状についても、まとめておきたいと思います。

 

胎嚢とは何か

 
胎嚢とは、赤ちゃんを包んでいる袋のことを指し、
子宮内膜に受精卵が着床して初めて、つくられ始めます。


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産婦人科では、尿や血液のhCG濃度が高くても、
超音波検査で胎嚢が確認できなければ、妊娠とはいいません。

 
そして、胎嚢が大きくなるにつれて、胎芽が確認できるようになります。
胎芽とは、妊娠8週未満の赤ちゃんのことで、
骨の形成が始まる時期からは胎児とよばれるようになります。

 

胎嚢が確認できる時期は?

 
胎嚢が確認できる時期には個人差があり、妊娠4週で
見えるお母さんもいれば、妊娠7週を過ぎて初めてわかることもあります。

 
一般的には、妊娠5週くらいで見えることが多いといわれています。
妊娠検査薬で陽性反応が出たのに胎嚢が見えないといわれた場合には、
妊娠週数を数え間違えているか、産婦人科の受診のタイミングが早すぎるか、
化学流産や稽留流産、子宮外妊娠の可能性が考えられます。

 
診察を受けた際に、お医者さまに経過観察するように
いわれると思いますので、指示に従いましょう。

 

胎嚢ってどんな形なの?

 
超音波検査で胎嚢が確認されれば、お母さんもホッと一安心ですよね。
モニターで、胎嚢の形を確認することもできます。

 
心配性のお母さんだと、「胎嚢って形は細長い?楕円?
いびつなの?三角?」と、その形状を気にするかもしれません。


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一般的に胎嚢は、ラグビーボールのような形といわれていますが、
バナナ型やハート形になっていたというお母さんもいます。

 
胎嚢の形には個人差があるうえ、超音波検査を行う角度で、見え方も変わります。
胎嚢のかたちがいびつだからといって、流産するとは限りませんので、
それほど心配しなくて大丈夫でしょう。

 

胎嚢の形を正常に近づけるためにできること

 
とはいえ、お母さんの心がけ次第では、胎嚢の形を
ラグビーボールのような形に近づけることはできます。

 
例えば、お腹が張っているように感じたら安静にする、
骨盤ベルトなどを着用し骨盤の歪みを正すなどが、有効な方法です。

 
骨盤を支えている筋肉や靭帯が細いと骨盤が緩み、
内臓が下垂することで細いナス型の子宮の女性が増えています。

それが、胎嚢の形に影響するという説もあるので、骨盤ケアにも気を使いましょう。

 

胎嚢の大きさの目安

 
胎嚢の形だけでなく、大きさを気にするお母さんもいることでしょう。
胎嚢の大きさの目安としては、妊娠4週目で5~7mm、
妊娠5週目で6~13mm、妊娠6週目で12~20mmとされています。

 
とはいえ、胎嚢の大きさも個人差が大きいので、あくまでも参考です。
胎嚢が小さいから流産するというものではありませんし、
大きいから異常ともいいきれません。

 
心配なら、お医者さまに心配がないかどうかを、質問してみましょう。

 

正常な妊娠のための条件

 
産婦人科のお医者さまは、正常な妊娠の条件として、「胎嚢が見えること」
「胎芽が確認できること」「心拍が確認できること」の3つをあげます。

 
通常、胎嚢が確認されると1週間後には、胎芽や心拍が確認されます。
一般的には、胎嚢は妊娠5週目には確認できるとされていますが、
排卵や受精のタイミングがずれたことで、遅れることもあります。

 
神経質にならず、次の妊婦健診日を待ちましょう。

参照:流産後の生理いつ?出血量は多い少ない?

参照:羊水が少ないとどうなる?原因と対策!

 

胎嚢は出産まであるものなの?

 
お腹の赤ちゃん胎児になると、胎嚢はその役目を終えます。
そして、妊娠週数が進むにつれて、胎嚢を見ることはできなくなり、
やがて羊水の一部になっていきます。

 

そんな豆知識も、覚えておいてくださいね。