妊娠検査薬の普及に伴い、化学流産に気づいて悲しい思いを
するお母さんが増えているようです。

ですが、化学流産は予防や対策がない出来事なのです。
今回は、化学流産の原因や症状、妊娠検査薬を
使ったときの反応などについて、お話したいと思います。

 

化学流産の原因として考えられること

 
化学流産とは、受精卵になったにも関わらず胎嚢ができる前に
成長がストップしたり、一度は着床したものの長続きしなかった状態のことをいいます。
 

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妊娠検査薬で陽性反応があり、産婦人科で超音波検査を受けたところ、
胎嚢が確認できないことで、気づくお母さんも多いようです。
早期に起こる化学流産の原因は、ほとんどが受精卵の染色体異常です。

 

精子あるいは卵子に染色体異常があるのに受精卵になった場合、
着床しにくかったり、着床しても早期に流れてしまうのです。
残念ながら、受精したときからお腹で育てない妊娠だったということです。

 

化学流産の兆候として現れるもの

 
受精卵が着床した時点で、お母さんの体内のホルモンバランスが
変わるので、腹痛や頭痛、吐き気、臭いに敏感になるといった、
つわりの症状が出るひとも少なくありません。

 
いつもより生理痛が重い、通常サラサラしている経血が
ドロッとした塊を伴うものに感じるひともいます。

 
ですが、いつもの生理だと思って、化学流産に
気づかない女性の方が圧倒的に多いのです。

 

化学流産したときの妊娠検査薬の反応

 
化学流産は、妊娠検査薬を使うことで、見つけやすくなってしまいます。
妊娠検査薬を使ったときに、化学流産をしていると、反応が濃くなったり、
薄くなったりするなどの目安があればと考えるひともいることでしょう。

 
化学流産であっても、子宮に受精卵が着床した時点でhCG
(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌が始まるので、尿中に
排出されるようになることで、妊娠検査薬に反応が現れます。
妊娠検査薬の判定が濃くなるのは、生理予定日から一週間程度と、
通常の検査期間に調べているからです。

 
一方で、妊娠判定が薄いと感じる場合は、フライング検査を
行っていることが多いようです。


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フライング検査とは、生理予定日を一週間経過してから使用
すべき妊娠検査薬を、それ以前の期間に使って検査することをいいます。

 
この場合、着床していてもhCGの尿中濃度が判定できるレベルに
達していないことが多いので、判定薬の色が薄くなってしまうのです。

 

フライング検査で化学流産を知る女性が多い

 
計画妊娠を目指していたり、不妊治療を行っている女性は、
妊娠したかどうかをいち早く知りたいと思い、フライング検査を行う傾向が強いようです。

 
ですが、妊娠検査薬を使うことで、化学流産の事実を知るというリスクもあるのです。
生理予定日前に妊娠検査薬を使って陽性反応が出たのに、
いつも通りに出血をみるのは、化学流産が原因であることがほとんどです。

 
化学流産は、医学的には流産に分類されていませんが、
赤ちゃんができたかもしれないという喜びが大きければ大きいほど、
化学流産した事実に傷つくお母さんも多いのです。

 
そうした事態を避けるためにも、妊娠検査薬は使うべき時期に、
適切な方法で使うことをおすすめします。

参照:想像妊娠の治し方!どれくらいの確率?

参照:生理が一週間こないで陰性の時は妊娠していない?

 

化学流産は予防できないが次の妊娠には支障がない

 
化学流産は、受精卵の染色体異常で起こるものです。

受精はコントロールできませんので、
お母さんやお父さんが予防する方法はありません。

 

妊娠しやすいように規則正しい生活を送ったり、身体を
冷やさない習慣をつけることは、とても良いことですが、
それは化学流産を予防する対策にはなりません。

 
化学流産は母体に起因して起こっているわけではないので、
次の妊娠にも支障はありませんので、安心してください。