日本製の妊娠検査薬の多くは、尿中のhCG濃度が
50IU/mLを超えたら陽性反応が出るようになっています。

 
そのため、生理予定日を過ぎないと、
妊娠判定ができないとされるものが多いです。

 
ですが、アメリカ製の妊娠検査薬の中には
10IU/mLで陽性反応が出るものもあるのです。


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そこで今回は、市販されている妊娠検査薬のしくみや、
10IU/mLで反応するものの場合、いつから陽性反応が
出るのかについて、お話ししたいと思います。

 

市販の妊娠検査薬のしくみとは

 
受精卵が子宮に着床すると、hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)
が分泌されるようになります。

 
このhCGは一度つくられるようになると、急激に分泌量が
増えていくため、尿中にも排出されるようになります。

 
市販されている妊娠検査薬は、このhCG濃度に反応するように
つくられており、どれでも50IU/mLを超えた時点で陽性反応が出ます。

 

早期妊娠検査薬とは

 
一般的な妊娠検査薬は、生理予定日から1週間を
過ぎてから使うように、注意書きがあります。

 
これは、hCGの尿中濃度を考えると、この時期なら
99%以上の制度で妊娠判定ができるからです。

 
ですが実際には、受精卵が子宮に着床することでhCGの分泌が
始まっているわけですから、妊娠している女性が排卵してから
10日を経過すれば、尿中のhCG濃度は上昇を始めます。

 
そして、着床して3日目にあたる排卵後12日目頃には、
尿中のhCG濃度は25IU/mL以上になります。

 
早期妊娠検査薬とは、尿中のhCG濃度が25IU/mLを
超えた時点で、妊娠検査が可能なのです。


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そしてアメリカでは、尿中のhCG濃度が10IU/mLを超えた
時期から判定が可能な妊娠検査薬が市販されているのです。

 

10IU/mLに対応する妊娠検査薬が使える時期

 
では、尿中のhCG濃度が10IU/mLでも反応する妊娠検査薬は、
いつから使えるのでしょうか。

 
これは、排卵日から7日目、ちょうど受精卵が子宮に
着床する時期から使用可能とされています。
受精卵が子宮に着床した時点で、hCGの分泌がスタートするからです。

 

10IU/Lでも妊娠判定の感度に問題はないのか

 
とはいえ、女性の身体はデリケートなので、排卵日がずれたり、
受精して着床するまでのスピードにも個人差があります。

 
そのため、尿中のhCG濃度が10IU/mLでも反応する妊娠検査薬を
使う場合、感度を上げる意味でも注意しておきたいことがあります。

 
それは、基礎体温や排卵チェッカーなどを使って排卵日の特定が
できていること、排卵日から7日を経過するまでは使わないことです。

 
アメリカでは、尿中のhCG濃度が10IU/mLでも反応する妊娠検査薬は、
まとめて数本購入し、毎日使うという方法で利用されることが多いようです。

 
あくまでも早期の妊娠検査薬は、生理予定日を過ぎて
確定診断できるまでの目安として使うものです。

 
日本では市販されていませんが、海外の医薬品を個人輸入することはできます。
ネット通販などを活用し、取り寄せてみましょう。

参照:デュファストンで妊娠検査薬の反応は?

参照:妊娠検査薬反応が出る時期出にくい時期!

 

早期の妊娠検査にはリスクもある

 
妊娠を心待ちにしていたり、不妊治療を行っている女性は、
妊娠したかどうかをいち早く知りたいと考えるものです。

 
ですが、尿中のhCG濃度が10IU/mLでも反応する
妊娠検査薬などを使い、早期に検査をすることにはリスクもあります。
それは、化学流産の事実を知ってしまう可能性が高まることです。

 
健康な女性の10%に流産の経験があるとされているのは、
染色体異常などが原因で、受精卵が流れてしまう化学流産が、
かなりの頻度で起こっていることによります。

 
この場合、生理予定日前後での出血なので、
化学流産の事実を知らない女性も少なくありません。

 
早期妊娠検査薬を使うと、陽性反応が出た後で
化学流産した事実が明白になってしまいます。

 
そうしたリスクを理解したうえで、活用することをおすすめします。