生理が予定通りこない原因は、年代によっても異なりますし、
病気が原因のこともあります。

 
そこで今回は、10代、20代、30代の女性に生理が
こないときの原因について、お話ししたいと思います。

 

正しい生理の周期

 
正常の生理とは、25~38日の間に前後することはあっても、
ほぼ一定に周期的に訪れるものをいいます。


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前回の生理開始から24日以内で次の生理が始まったり、
間隔が39日以上空いてしまうようなら、それは生理不順といえます。

 
生理予定日より一週間を過ぎ、前回から39日たっても生理がこないときには、
一度病院で調べてもらうことをおすすめします。

 

生理がこない原因は妊娠だけではない

 
10代、20代、30代の女性が性交渉を持てば、
生理がこない原因の筆頭が妊娠であることに変わりはありません。

 
ですが、妊娠検査が陰性であっても、生理が遅れることもあるのです。
その原因は、ストレスや不規則な生活、運動のし過ぎ、
病気など、様々なものが考えられます。

 

10代で生理が遅れる理由

 
10代のうちはまだ、女性として身体が成熟しきっていないので、
生理周期が不安定なこともあります。

 
これは思春期特有のもので、初潮を迎えてすぐに、一定の周期で
生理がくるようになるとは限らないので、心配はありません。
もし、不安定な生理周期をと問えたいと考えているなら、
基礎体温をつけてみましょう。

 
基礎体温をつけることで、低温期と高温期に分かれているか、
排卵が起きているかがわかります。


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女性ホルモンの分泌に問題があるときには、早期に治療を始めることができます。

 

20代・30代で生理が遅れる理由

 
20代・30代の女性の生理がこない原因には、「無月経」「卵巣機能不全」
「多嚢胞性卵巣症候群」「高プロラクチン血症」などが考えられます。
また、「若年性更年期障害(早発閉経)」が見られる女性も増えています。

無月経のうち、以前は生理があったのに現在はなくなってしまう
「続発性無月経」が原因で、生理がこなくなってしまうというものです。

 

卵巣機能不全とは、交互に分泌されるはずの卵胞ホルモンである
エストロゲンと、黄体ホルモンであるプロゲステロンのバランスが乱れ、
排卵障害を引き起こすことをいいます。

多嚢胞性卵巣症候群とは、卵巣内にある卵胞はある程度の大きさまで
成熟するものの、排卵が起こりにくくなる状態をいいます。

 

高プロラクチン血症とは、授乳の際に多く分泌されるプロラクチンと
いうホルモンの血中濃度が高くなることで、排卵が抑制される病態です。

若年性更年期障害(早発閉経)とは、通常50歳で閉経すると
いわれているのですが、20~30代の女性の卵巣機能が
実年齢以上に衰えることで、40歳未満で自然閉経してしまうことをいいます。

 

20~30代になると、生理がこない原因も多様化するので、
生理周期の乱れを軽視せず、妊娠・出産の予定がなくても、
婦人科で検査をしておくことをおすすめします。

 

甲状腺の病気が生理不順に影響することも

 
10代の女性に多くみられるのが、甲状腺の異常による生理不順です。
甲状腺は喉仏の下あたりにあり、そこから甲状腺ホルモンが分泌されています。

 
甲状腺ホルモンは、脳や心臓、消化器官、骨、筋肉、皮膚などの
新陳代謝を活発にし、精神や身体の活動を維持する働きを担っています。
そのため、甲状腺の働きが悪くなると、身体の様々な部位の働きが悪くなります。

 
中でも思春期である10代の女性の甲状腺機能が低下し、
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンを分泌するようになると、
プロラクチンをつくり出してしまうことで、卵巣の働きを抑えてしまい、
生理が遅れることがあります。

 
生理不順や無月経などが見られるなら、
一緒に甲状腺の検査をした方がよいかもしれません。