産後の生理は再開したものの、周期や出血量が
不安定なお母さんは、無排卵月経の可能性があります。

 
早く次の赤ちゃんが欲しいと考えているお母さんが気になる、
産後の無排卵月経について、まとめておきたいと思います。

 

産後の生理

 
産後のお母さんの生理の再開時期は、完全母乳育児か
混合栄養か、完全ミルク育児かで異なります。


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一般的には、産後8カ月までに生理が再開するお母さんが多いようです。

 
お母さんが母乳で育児をしているときには、体内でプロラクチンという
ホルモンが分泌されているのですが、排卵を抑えるという働きがあります。
そして、ホルモンは夜に分泌されます。

 

そのため、夜間の授乳が続いているお母さんは、
生理が再開するのが遅くなる傾向が強いです。

 
断乳して2~3カ月後には、排卵が起こるようになるのが
一般的なので、それほど心配はいらないでしょう。

 

産後の無排卵月経

 
妊娠・出産・授乳と、お母さんの身体では短期間で
大きなホルモンバランスの変化が起こっています。

 
そのため、産後に生理が再開したものの無排卵月経なことがあるのです。

 
また、生理が再開しても周期が不安定など、妊娠前と違うことに
戸惑うお母さんも多いと思いますが、大抵のお母さんは
再開して初めての生理は無排卵月経です。

 
排卵がないことで、子宮内膜が十分に厚くならないため、
周期が変動したり、量がすくなくなることもあります。


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生理が3回くるまでは様子を見て、それでも改善の
兆しがないようなら、一度産婦人科で診てもらいましょう。

 

自分の身体を知るためにも基礎体温をつけよう

 
可愛い赤ちゃんの育児に追われて、
自分のことは後回しになってしまうお母さんも少なくありません。

 
ですが、次の赤ちゃんを望んでいるなら、自分の身体を妊娠に
適した状態に戻す努力を始めた方がよいはずです。

 
そこで、生理が再開したら、
基礎体温をはかる習慣をつけることをおすすめします。

 
生理周期の間に低温期と高温期の二相性があれば、
排卵が起こっていると判断できます。

逆に、低温期や高温期が見られずに、体温がバラバラな場合は、
生理があっても無排卵月経です。

 
無排卵月経が続くうちは、赤ちゃんを授かることはできませんので、
次の赤ちゃんが欲しいなら、早目に対処しましょう。

参照:排卵誘発剤で授かった双子は障害になりやすい?

参照:排卵出血の量が多いのは異常?期間、色など

 

無排卵月経の治療方法とは

 
「二人目不妊」という言葉があるように、一人目は自然妊娠したにも
関わらず、二人目がなかなか授からない原因の一つに、無排卵月経があります。

 
断乳して半年以上たっても、無排卵月経が続いているなら、
治療を検討した方がよいでしょう。

 
基礎体温表をきちんとつけ、生活リズムを整えたり、食生活の改善、
身体の冷えの解消などの取り組みを行っても、体温が低温期と
高温期に分かれないときには、漢方薬やピル、排卵誘発剤を
処方してもらうのも一つの方法です。

 
漢方薬での体質改善やホルモンバランスを整えるための
ホルモン剤は、効果が出るまでに時間がかかります。

 
すぐに妊娠を望むお母さんの場合は、排卵誘発剤を
勧められることもありますが、多胎妊娠の確率がアップするなど、
多少のリスクを抱えることになるので、家族で話し合って決めましょう。

 

無排卵月経は早期に治療しよう!

 
育児に追われているお母さんは、
自分の身体に向き合う時間が少なくなりがちです。

 
いま、妊娠を望んでいなければ、無排卵月経であることも、
それほど気にならないのかもしれません。

 
ですが、更年期の時期でもないのに無排卵月経が続くのは、
決して正常な状態ではないのです。

 
産後のお母さんであっても、断乳して2~3カ月すると排卵が起こり、
生理周期が整うことで、心身を健康に保てます。

 
無排卵月経が疑われたら早目に対処をして、
卵巣機能の働きを回復しましょう。