生理以外の出血の中にも、健康な女性であればみられるものがあります。


それは、排卵出血と着床出血です。
 

そこで今回は、排卵出血と着床出血の違いや見分け方について、
お話ししたいと思います。

 

排卵出血とは何か

 
排卵出血とは、28周期で生理がある女性の場合、生理開始から約2週間、
排卵日の前に起こる出血のことで、排卵時出血あるいは中間期出血とも呼ばれます。


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排卵出血を自覚する女性は、生理があるひとの約5%程度といわれています。
 
毎月、排卵出血を見る女性もいれば、半年に一度程度なこともあり、
健康な女性であれば誰でも起こりえます。

 
排卵の際、下腹部に排卵痛を感じる女性もいます。

 

着床出血とは何か

 
着床出血とは、卵管で受精した受精卵が子宮内膜に到達し、
着床したときに起こる出血のことで、これも自覚がある女性とないひとがいます。

 
排卵日に受精してから、子宮内に着床するまでに、約1週間かかるのが一般的です。

 
生理周期が28日の場合は、生理開始から約2週間で排卵が、
その後受精に至った場合はさらに1週間を加えた生理開始から
約3週間後にみられるのが着床出血です。

 

排卵出血の原因と症状

 
排卵出血は、排卵時に卵子が放出されるときに卵巣の表面が破れて起こるものと、
排卵期にホルモンバランスが崩れて起こるものの二種類があります。

 
出血量は少なめで、出血する期間も1~3日程度と、そう長くありません。


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出血の色には個人差があり、黒っぽい、薄い赤、茶褐色、
鮮血、おりものがピンクに色づく程度とさまざまです。

 

着床出血の原因と症状

 
着床出血の場合は、出血というよりはおりもの状であることが多いようです。

経血ではないドロッとした茶色のおりものが出る、うっすらした出血、
鮮血が出るなど個人差はあるものの、これも1~3日でおさまるのが一般的です。

 

排卵出血と着床出血を見分けるポイント

 
健康な女性でも、排卵のタイミングがずれることはあるので、
排卵出血か着床出血かを見分ける方法があれば知っておきたいですよね。

 

排卵出血が起きていると考えられる症状としては、前の生理が
始まってから2週間程度での出血であること、出血量が
それほど多くないこと、2~3日でおさまること、いつもよりおりものの
粘り気が強いこと、下腹部に痛みを感じることなどがあげられます。

 

着床出血が起きていると考えられる症状としては、前の生理が
始まってから3週間程度での出血であること、出血量は少量から
生理のときくらいあること、期間が1日から1週間程度であること、
胸の張りを感じることなどがあげられます。

 
着床出血のタイミングが、生理予定日と重なることで
間違える女性も少なくないようです。
 
もし、生理予定日に出血があっても、頭痛がする、イライラする、
吐き気がある、微熱がある、胃痛がある、下腹部痛がある、
腰痛がある、股関節痛があるなどの症状が伴っている場合は、
着床出血の可能性が高いです。

 
とはいえ、妊娠した女性の20~30%は、妊娠超初期の症状を
感じないといわれていますので、いつもの生理と違いがないかを、
自分なりに観察してみましょう。

 

参照:妊娠周期の自動計算、出産予定日と排卵日!

参照:生理不順の原因と治療は?

 

排卵出血や着床出血の注意点とは

 
排卵出血や着床出血は、女性の生理的な理由で
起こるものですので、避けることはできません。

 
ですが、妊娠を望んでいる女性にとっては、
赤ちゃんを授かる指標になる出血です。

 
排卵出血が見られたら、その1~2日後には排卵が起こりますから、
その間に性交すれば妊娠の確率を高めることができます。

 
また、妊娠を心待ちにしている女性にとっては、着床出血を
自覚することで、安定期まで自分と赤ちゃんを労わりやすくなります。

 
とはいえ、中には不正出血で、ほかの病気の前兆として起こる出血もあります。
基礎体温をはかって、その変化も一緒に確認するようにしましょう。