生理が終わった後で出血し、
驚いた経験のある女性は多いのではないでしょうか。

実は生理のある女性の約5%に、排卵出血が見られます。

 

そこで今回は、排卵出血の原因や症状、
時期、妊娠への影響について、まとめておきたいと思います。

 

排卵出血とは何か

 
生理と生理の間に見られる、排卵の1~2日前に起こる出血を排卵出血といい、
無卵期出血あるいは中間期出血と呼ばれることもあります。


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排卵出血は毎月ある女性もいれば、半年に一度程度しか見られないひともいます。

出血といっても、おりものに少し赤みが混じる程度で、1~2日でおさまります。

 

 

排卵出血の原因とは

 

排卵は、卵子が卵巣の表面を破って放出されます。
そのため、微量の出血を伴います。

これが、排卵出血の原因です。
ですが、このほかにも排卵出血の原因があります。

 

それは、ホルモンバランスの乱れです。

生理が終わってから排卵までの間は、卵胞ホルモンであるエストロゲンの
分泌量がアップし、排卵と同時に黄体ホルモンのであるプロゲステロンの
分泌量が上回るようになります。

 

こうしたホルモンバランスの変化により、子宮内膜が剥がれて出血してしまうのです。

これも、排卵出血に含まれます。

 

排卵出血の症状とは?

 
生理周期が28日の女性の場合、生理と生理のちょうど中間にあたる
約2週間後あたりで、排卵出血が起こることが多いです。

排卵出血は量が少なく、期間も1~2日と短いのが一般的で、
下腹部に排卵痛を感じる女性もいます。

 

出血の色はさまざまで、黒っぽいひとから薄い赤色、
茶褐色、鮮血など個人差が激しいです。

 

排卵出血の対処法は?

 
排卵出血は生理的なものですし、長くても3日でおさまるので、
特に治療する必要はありません。


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ただし排卵痛が重くて、立てないなどの症状が出るときには、
病院で鎮痛剤や低用量ピルを処方してもらう方がよいこともあります。

 

排卵出血で妊娠の可能性はあがる?

 
排卵出血は、すべての女性にあるものではないので、
それを利用して性交すれば、妊娠の確率はアップするかもしれません。

 
ただし、排卵出血だけで判断するのではなく、基礎体温を計って
体温の変化をみたり、排卵検査薬を使って調べる方が確実です。

また、受精のタイミングを考えて性交するのも大事です。

 
排卵後の卵子は24時間受精可能ですが、
その間に卵子はどんどん劣化していきます。

そのため、排卵後6時間以内に受精することが望ましいといわれています。

 
精子は女性の体内で長いものでは5日も生きることができるので、
排卵前に性交しておく方が、排卵から受精までの時間を短くできます。

 
性交のタイミングとしては、排卵日の3日前から排卵日をはさんで
排卵日の翌日までの5日間とされています。

 
排卵が確実であれば、この間の性交は妊娠の可能性をアップさせますが、
受精率は25~30%程度だということも、覚えておきましょう。

 

排卵出血と不正出血の見極め方

 
排卵出血は、健康な女性に起こる生理的な現象によるものです。
ですが出血には、生理以外が原因で性器から出血する「不正出血」もあります。

 
出血が排卵予定日前後だからといって、必ず排卵出血とも限りません。

 
不正出血の原因には、子宮がんや卵巣がん、
子宮筋腫、子宮内膜症などが考えられます。

参照:妊娠週数の自動計算と出産予定日!生理周期や排卵

参照:排卵検査薬(David)いつから?男の子女の子を産み分けタイミング

 
出血の量が多い、期間が長い、痛みを伴うなどの
症状が見られたら、婦人科を受診してみましょう。

 
そして、妊娠を予定しない女性であっても、
日頃から基礎体温をつけておくことをおすすめします。


自分の女性ホルモンの変化や身体の不調を、
基礎体温と不正出血が教えてくれます。

 
将来、婦人科疾患や不妊症、更年期障害などで
苦しむリスクを下げるためにも、自分の出血を軽視せず、
きちんと観察して対処するようにしましょう。