生理不順という自覚があって治療を受けている女性は、
それほど多くないのではないでしょうか。


将来、不妊や婦人科系疾患で悩まないためにも、
若いうちから生理不順に対処しておくことをおすすめします。

 


そこで今回は、生理不順の原因や治療法について、お話ししたいと思います。

 

生理不順とはどんな状態か

 

生理とは、始まった日から次の生理が始まる前日までの期間をいいます。


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医学的にはこの期間が25~38日の間で、
変動があっても前後6日以内であれば正常とされています。

その際、生理周期の中できちんと排卵が起こっていれば、問題ありません。

 


ですが、生理が周期的にきていても、無排卵の場合は治療が必要な状態です。

生理不順とは、周期的にきていた生理のリズムが崩れ、
次にいつくるのかが予測できない状態のことをいいます。

 

「前々回は22日で生理がきたのに、前回は28日、今回は40日」など、
まったく生理の周期が予測できないときには、
一度婦人科で検査を受けることをおすすめします。

 

生理不順の原因とは

 

生理は、卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンである
プロゲステロンの分泌が大きく関わっています。

 

この二つの女性ホルモンは脳の視床下部から分泌されますが、
心身のストレスで機能が低下するとバランスが乱れ、
卵胞の成長が滞ることで生理不順が起こりやすくなります。

 

また、20~30代の中でもダイエットに取り組んで、
やせ気味のひとは栄養不足であることが多く、
ホルモンバランスが乱れやすくなります。

 

反対に、太り過ぎると皮下脂肪からも女性ホルモンが分泌され、
過剰になることで卵巣機能を弱め、生理不順を誘発してしまいます。

女性が授乳する際に分泌されるプロラクチンという
ホルモンが増えることでも、排卵を抑制してしまいます。
 

中には、甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症などの
影響を受け、排卵が止まる女性もいます。


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当然、睡眠不足や偏った食事、運動不足、身体の冷えなども
女性ホルモンのバランスを乱す原因になります。

 

生理不順の治療方法とは

 
生理不順で婦人科を訪れたときには、
まず病気が隠れないないかどうかを検査します。

できれば1カ月間、基礎体温をつけたグラフを持っていくと、
お医者さまも判断しやすくなります。

 

その後、内診や超音波検査、子宮がん検査、
血液検査などを受け、服薬治療するかどうかを検討します。


 
生理不順が不規則な生活や食習慣が原因の場合は、
それを見直すことで改善されることも多いからです。

 
血液検査で女性ホルモンの分泌に問題が見つかれば、
ホルモン剤が処方されることもあります。

処方される薬には、プラノバールやソフィアA/C、プロベラ、ヒスロン、
プロゲストン、デュファストン、ノアルテン、ルトラールなどがあります。

 

ホルモン剤で強い副作用がでるのは稀ですが、薬で補い続けると
自分の身体の機能が低下するので、生活も一緒に見直すこともおすすめします。

参照:デュファストンで生理遅れる?服用中にきたりする?

参照:妊娠週数の自動計算と出産予定日!生理周期や排卵

参照:流産後の生理いつ?出血量は多い少ない?

 

生理不順の原因を生活の中から取り除こう!

 

ホルモン剤を使えば、子宮や卵巣の機能を働かせることはできますが、
その動きを低下させた原因を取り除かなければ、回復に時間がかかるのは当然なことです。

 

生理不順の原因には、仕事中心でリラックスができずに女性ホルモンの
分泌量が減る、頭や目を使いすぎて子宮が疲れる、座りっぱなしが
多くて子宮が硬くなる猫背で子宮が圧迫される、心身のストレスが多い、
 
睡眠不足、食事で肉や米の割合が高い、
お菓子を食べ過ぎて血がドロドロなどがあげられます。

 
こうした原因を日常生活の中から減らすとともに、
規則正しい生活習慣を心がけ、栄養バランスのとれた食生活、
適度な運動、身体を温めるなどを実践して、
服薬しなくても生理周期が整うように改善していきましょう。