不妊症や更年期障害の女性に限らず、心身の不調を感じている女性は、
早めにホルモンバランスの検査を受け、病気を予防することをおすすめします。


とはいえ、どの診療科で検査ができるのか、健康保険は適用されるのか、
費用はどのくらいかかるのかなど、気になることもたくさんありますよね。


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そこで今回は、ホルモンバランスの検査について、まとめておきたいと思います。
 

ホルモンバランスの検査方法と時期

 
女性ホルモンのバランスは、基本的に婦人科あるいは産婦人科に行き、
血液検査で調べます。

採取した血液の数値を調べることで、乱れがないかどうかを診断します。

 
ただし、女性ホルモンの検査にはいくつか項目があり、
いつでもすべての項目の数値を測定できるわけではありません。

それは、女性ホルモンの数値は、生理周期によって変わるからです。
 

そのため、女性ホルモンの何の数値を調べたいのかを特定し、
月経期や排卵期、黄体期などお医者さまが指定したタイミングで、
血液検査を行うことになります。

合わせて、尿検査を行うこともあります。
 

ホルモン検査で調べられる項目とは

 
女性ホルモンの検査で調べることができる項目には、

「エストロゲン(卵胞ホルモン)」
「プロゲステロン(黄体ホルモン)」
「FSH(卵胞刺激ホルモン)」

「LH(黄体形成ホルモン)」
「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」
「プロラクチン」の6種類です。

 
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の数値を調べることで、
卵巣機能の状態がわかります。


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「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の数値を調べることで、
黄体機能不全かどうかを診断できます。

 
「FSH(卵胞刺激ホルモン)」
「LH(黄体形成ホルモン)」
「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」

の数値は、関連してチェックします。

 

FSHとLHの数値が高いのにAMHの数値が低ければ卵巣に
残っている卵胞の数が少ないということがわかります。

FSHとLHの数値が低いときには、脳下垂体の問題などで
排卵障害が起こっている可能性があります。

 

LHとAMHの数値がともに高いと、
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)かもしれません。


「プロラクチン」の数値が高いと、
高プロラクチン血症による排卵障害の可能性があります。
 

ホルモン検査の費用の目安と保険適用

 
女性ホルモンの検査は、病気が関連しているとき受ける場合は、
健康保険が適用されます。


ですが、自分のホルモンバランスを確かめたいという理由で
検査する際には、健康保険は適用されません。
 

ホルモン検査の費用は病院によって異なり、
2000~5000円が相場といわれています。

一度の検査で、何項目調べるかにもよるので、
事前にお医者さまに確認しておきましょう。

 

参照:望まない妊娠をしてしまったら流産する方法は?

参照:胎児しゃっくり位置で逆子?どんな感じ!多い心配?

 

ホルモン検査を受けるメリットとは

 
自己負担でホルモン検査を受けるメリットがあるのかと、
疑問視する女性もいそうですよね。


ですが、一度ホルモン検査を受けておくと、これまで生理周期の
中で自分が感じていた心身の不調の原因が特定されやすくなり、
病気の予防や改善につなげることができます。

 
ホルモンバランスの乱れを放置すると、認知症にかかりやすくなる
という説もあるので、早めに対処しておくにこしたことはありません。


また、若いうちに妊娠しにくい体質であることがわかれば、
生活習慣を見直したり、治療を行うことで、
不妊の原因に対処できる可能性が高まります。

 
閉経前後の不調に悩む女性も、検査で自分の身体の状態を
把握すれば不安の解消ができ、必要があればホルモン剤の投与を受けられます。


ホルモンのバランスが乱れると、女性の身体だけでなく、
心にも大きな不調が現れやすくなります。

 

そうした事態を避けるためにも、自分の心身の変化に気を付けて、
一度ホルモン検査を受けておくようにしましょう。