地域の乳児健診や病院で知り合ったママ友と再会したとき、
他の赤ちゃんの歯が生えていることに気づき、
我が子はまだなことに不安を思えるひとも少なくないようです。


そこで今回は、赤ちゃんの歯が生える時期や生え方などについて、
まとめておきたいと思います。
 

赤ちゃんの歯が生え始める時期

 

まず、赤ちゃんの歯が生えるメカニズムから説明しましょう。


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赤ちゃんの乳歯は、妊娠6週目にはつくられ始め、
10週にはすべての乳歯のもとが揃います。

 

その乳歯のもとは細胞分化によってエナメル質と象牙質に分かれ、
妊娠12~16週の間に歯の石灰化も始まります。


出生時にはすでに前歯の歯冠が半分以上できあがっているなど、
出産までにその大部分がつくられているのです。


 

そのため、赤ちゃんの歯が生え始める時期には個人差があり、
早ければ生後3~4ヶ月から、遅ければ1歳を過ぎてから生えてきます。


一般的には、赤ちゃんのよだれが増えてくる時期に乳歯が
生え始めることが多く、生後6ヶ月で下の前歯がのぞくようになります。
 

赤ちゃんの歯が生える順番は?

 

赤ちゃんの歯の生え方には個人差がありますが、
一般的なのは以下の順番です。


まず、生後6~9ヶ月で下の前歯が生えます。


次に生後9~10ヶ月頃に、上の前歯が生えてきます。

 
生後11ヶ月を過ぎると上下の歯が4本生え、1歳2ヶ月から
1歳6ヶ月の間に第一乳臼歯と呼ばれる奥歯が生えます。


1歳9ヶ月から2歳までの間に犬歯が生え、2歳6ヶ月には
第二乳臼歯と呼ばれる奥歯が生え、乳歯がすべて揃います。


乳歯は、前歯上下が6本、奥歯が上下左右2本ずつの計20本で構成されます。
 

この乳歯は6歳になるころには抜けて、順番に永久歯に生え変わっていきます。
 

生後6ヶ月になったのに歯が生えてこないのは問題?

 
歯が生える時期はあくまでも目安で、乳歯が生えてくる順番にも個人差があります。


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歯の生え方が遅いことで、離乳食の進め方や食材の固さには
配慮が必要かもしれませんが、3歳6か月まで乳歯が生えそろえば問題ありません。
 

ただし、1歳3ヶ月を過ぎたのに1本も歯が生えてこないときには、
歯医者さんに相談すべきです。


胎内でつくられるはずの歯牙ができない先天性欠如や、
あごの骨が硬い、歯ぐきが厚いなどのトラブルが隠れているかもしれません。
 

1歳児検診で歯の検査もあるはずなので、その際に相談するのもよいでしょう。
 

歯が斜めに生えているのは異常?

 
赤ちゃんの歯が斜めに生えてきて、心配するお母さんも多いようです。


ですが、歯がない歯ぐきから乳歯が生えるときに、
歯並びが良くなる方が珍しいので、心配することはありません。


乳歯はいずれ永久歯に生え変わりますので、
歯磨きだけはしっかりするように心がけましょう。
 

また、離乳食で固いものをかむことで、
歯が斜めになるというケースもあるようです。
 

離乳食を与えるときには、歯並びの状態を考慮して、
食べものの固さを調整してあげてください。

参照:妊娠初期つわりがない流産?妊娠5週6週7週8週目

参照:妊娠検査薬反応が出る時期出にくい時期!反応しない人!着床後時期いつから?
 

赤ちゃんの虫歯対策はどうしたらいい?

 
乳歯は生え変わるから虫歯でも構わないと考えているなら、それは間違っています。



乳歯のうちから虫歯をつくらない習慣をつけておくことが、とても大事です。


赤ちゃんはそもそも、無菌の状態で生まれてきます。
 

赤ちゃんの口の中には本来、虫歯菌はいないのです。


お母さんやお父さんがキスしたり、自分がくわえたスプーンを
なめさせたりすることで、虫歯菌が移ってしまいます。


赤ちゃんが産まれたら、お母さんもお父さんも歯科検診を受け、
虫歯菌を移さないように配慮しましょう。
 
そして、乳歯が生えてきたら、濡らしたガーゼで拭うことから始めて、
乳児用の歯ブラシで歯磨きする習慣をつけましょう。


離乳食や授乳が終わったら、歯磨きしてあげてくださいね。