実は流産は、その時期によって種類が
分けられており、その種類ごとによって
処置やその後の生理に影響があるのです。

■化学流産

化学流産とは、厳密には流産に含まれません。

これは受精はしたけれども着床はしなかったものです。

受精すると着床しない場合でも微量なホルモンの
変化が起こりますが、科学技術によってこのホルモンを
キャッチできるようになったことから、精度の高い妊娠検査薬で
陽性反応が出たものの生理が始まってしまうというものです。



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実際には着床していませんから妊娠では
ありませんが、陽性反応後に生理が来てしまう
ことから、化学流産と言われています。


受精したと聞くと妊娠を想像してしまいますが、
人間は受精はしやすく着床までたどり着かない
ことが多い動物ですので、妊娠検査薬を使用
しなければ気が付かなかないことだと言えます。


そのため生理にも変化はありません。

化学流産の結果、生理が遅れることも出血量が
増えることもありません。

排卵日の遅れによって生理が遅れたと感じること
はあるようですが、これは化学流産の影響ではなく、
排卵日の遅れが原因です。

■稽留流産

稽留流産とは、胎嚢が確認できたり胎児が確認
できた後に起こる流産のことです。

これは一般的に12週目までに起こり、症状が
ないために検診にて発覚することが多いです。


稽留流産の場合は、お腹の中に胎児や胎盤等が
残されたままであるため自然に出てくるのを待つか、
または処置を行います。処置後には出血が
続くこともありますが、これは生理ではありません。


処置後1か月から2か月程度で生理が開始すること
が多いようです。

1回目の生理では、出血が多かったり少なかったり
変化を感じる人も多いようです。

2回目の生理から通常通りの生理が
開始されると言われています。


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■完全流産

これは腹痛や出血など異常を感じてから、
流産してしまうことを指しています。

完全と言うのは完全にお腹の中のものが
排出されてしまった状態のことです。

そのため、医師による処置は必要ありません。

完全流産の場合は、生理のような出血が
長引く人もいます。

その後の生理は個人差もあり、1か月で再開
する人もいれば半年かかる人もいるようです。

流産から3か月経っても生理が再開しない
場合には医師による診断を受けるべきでしょう。

その後の生理についても、これもまた個人差が
大きい問題です。

通常より出血量が増えたと感じる人もいれば
減ったと感じる人もいるようです。

流産後であるかどうかで判断せず、
生理の異常があるかどうかを考えるべきです。

■不全流産

これはお腹の痛みや出血などの異常があり、
お腹の中で胎児がいなくなってしまったことを
指しています。

お腹の中でいなくなってはいるものの、お腹の中
に留まっている流産です。

そのため、処置を行う必要があります。

不全流産の処置後の生理開始は1か月から半年と
個人差が大きいです。

また出血量も個人差が大きいので、流産後で
あるかどうかで生理を判断せず、生理に
異常はないか確認しておくべきです。

このように、流産による生理の開始時期やその
出血量は個人差が非常に大きいため、
その傾向もあまり参考にならないかもしれません。

そのため医師に相談し、生理の状態も確認していく
のが一番でしょう。

出血の量が極端に少なかったりする場合は、
無排卵の可能性もありますし、出血の量が
増えている場合は子宮筋腫など子宮の
トラブルがある可能性もあるのです。

⇒子宮外妊娠の症状

⇒妊婦の運転いつまで?




そのため、以前とは違う生理が続いている場合は、
診察を受けるべきだと言えるでしょう。

実際に無排卵が続いてしまう人や、
筋腫や内膜症になる方もいるのです。